健康と終活のブログ

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健康と終活関連に関するブログです。

要介護認定とは、介護サービスの必要度を判断するためのもので、介護保険のサービスを利用するために必要となる指標です。

要介護状態とは、日常生活において何らかの支援や介護が必要な状態を指し、その度合いに応じていくつかの認定レベルが設定されています。

しかし、要介護認定の仕組みや申請方法などを知らない方はまだ多くいらっしゃいますので、今回は、要介護認定の概要をはじめ、認定基準や申請方法、申請前に確認する内容などを紹介します。

 

要介護認定とは?

要介護認定とは、要介護状態にある高齢者が「どの程度の介護を必要とする状態にあるか」を数値化したもので、「要支援1・2」「要介護1~5」の7つの区分に分けられています。

数値が大きくなるにつれて介護の必要性が高くなり、認定された区分によって受けられる介護サービスの内容が異なります。

 

要支援と要介護の違い

要支援状態

要支援状態とは、軽度の介護を必要とする状態です。

日常生活上の基本的動作(食事、入浴、排泄など)については、ほぼ自力で行うことが可能ですが、手段的日常生活動作(電話、買い物、食事の準備、服薬管理など)では何かしらの支援を要する状態です。

 

要介護状態

要介護状態とは、中度~重度の介護を必要とする状態です。
要介護状態では、手段的日常生活動作において一部または全部の介助を必要とし、基本的動作においては自力で行うことが難しく、介護を必要とする状態です。
要介護1は要介護状態のなかでは最も軽度ではあるものの、要支援状態よりも状態が悪く、生活において一部の介護を必要とする状態です。

要介護5は認知症を抱えていたり、身体上の麻痺があることで、常時介護を必要とする状態の方が多いです。

 

要介護区分ごとの支給限度額

 

 

要介護認定の基準について

 

 

 

要介護認定を申請する前に確認すべき内容

1:申請場所の確認

要介護認定の申請は対象者が住んでいる市区町村の役所で行います。

申請する窓口は、「介護保険課」や「長寿福祉課」が一般的ですが、自治体によっては名称が異なります。

 

2:書類の準備

要介護認定の申請に必要な書類は市区町村によって異なりますが、原則的には次の通りです。

 

・要介護認定や要支援認定の申請書

・ 介護保険の被保険者証

・医療保険の被保険者証(65歳未満の場合)

・主治医の意見書

・その他(申請者の身分証明書、マイナンバーを確認できる書類など)

 

3:申請は誰がするのか

要介護認定は、原則として介護保険のサービスを利用しようとする本人が行います。

ただし、下記のような理由で申請ができない場合は代理で申請することも可能です。

 

・対象者が重度の要介護状態で申請することができない。

・対象者が入院中で申請することが難しい。

 

代理で申請できる方や機関は下記の通りです。

・対象者の家族、親族

・地域包括支援センター

・居宅介護支援事業所

・介護保険施設(本人が入所している場合)

 

代理申請をするには前述の必要書類に加えて、「代理権確認書類(委任状や申述書など)」や「代理人確認書類」「代理人所属確認書類」が必要になる場合があります。

 

要介護認定の申請内容

1:市区町村の窓口へ申請する

本人、または代理人が市区町村の担当窓口へ要介護認定の申請を行います。

申請を行うのは原則的には対象者本人とされていますが、前述した通り代理で申請を行うこともできます。

 

2:訪問調査

要介護認定の申請を受けた市区町村の担当者が、最初に訪問調査を行います。訪問調査とは、市区町村の担当者が対象者の住む自宅などを訪問し、あらかじめ定められている調査項目に基づき、対象者の身体機能、生活機能、認知機能に関する調査を行います。

 

3:主治医の意見書を作成

申請を受けた市区町村の担当者は訪問調査と並行して、対象者の主治医(かかりつけ医)に対して意見書の作成を依頼します。

意見書には対象者の身体上の疾病や障害の有無、認知症の有無、既往歴(これまでにかかった病気)が記載されます。

 

4:一次判定(コンピュータによる判定)

担当者は、対象者の心身機能に関する情報をコンピュータに入力し、要支援1・2、要介護1~5のいずれかに判定されます。

あくまでも一次判定であるため最終的な判定ではありません。

 

5:二次判定(介護認定審査会)

市区町村側は、一次判定の結果と、主治医意見書、その他の特記事項をもとに介護認定審査会を開き、最終的な判定を出します。これを二次判定といいます。
介護認定審査会とは、医療や介護分野の有識者(医師や看護師、社会福祉士、介護福祉士など)が5人1組の合議体で要介護の審査や判定をおこなう機関で、全国の市区町村に設置されています。

二次判定の結果は、原則として申請から30日以内に対象者へ通知されますが、地域によっては2ヶ月要する場合もあります。

 

要支援1・2と判定された場合

要支援1・2と判定された方は、介護保険による「介護予防サービス」を利用することができます。

介護予防サービスとは、利用者が要介護状態にならないように予防する目的で提供されているサービスです。
介護予防サービスを利用する場合は、地域包括支援センターへ相談します。

その後、同センターに所属する保健師などが利用者の状態や必要性に合わせた介護予防ケアプランを作成して、その計画内容に沿った介護予防サービスを利用することができます。

 

要介護1~5と判定された場合

 

 

 

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米国と英国の複数の大学の研究者たちによる最新の医学研究です。

・細胞は音を発している

・その音は、細胞が健康か病気かで異なった周波数になる

 

 

 

最近、科学誌「ウォータージャーナル (Water Journal)」に掲載された研究では、ガン細胞と健康な細胞の「音」を比較する新しい方法が説明されている。

この方法は、腫瘍を除去するための人工知能支援手術の開発につながる可能性がある。

あるいはこのテクノロジーは、早期のガン発見にも有望な可能性を持つものでもある。

 

細胞が自然の代謝機能の特徴としての音を作り出しているという発見は、2002年に米カリフォルニア大学ロサンゼルス校のジェームズ・ギムゼフスキー教授(Professor James Gimzewski )によってなされた。

ギムゼフスキー教授は、同大学のアンドリュー・ペリング博士(Dr. Andrew Pelling)と共に、原子間力顕微鏡(原子と原子の間にはたらく力を検出して画像を得る顕微鏡)を使用し、細胞が音を発することを見出した。

しかも、驚くべきことに、細胞が発する音が「可聴域(人間の耳に聞こえる音域)にある」ことも発見したのだ。

ギムゼフスキー教授は、細胞生物学への新しいアプローチを、音を意味する「sono」と、細胞学を意味する「cytology」の2つの単語を組み合わせた「 ソノサイトロジー (sonocytology / 音響細胞学)」という言葉で表現した。

 

ペリング博士の論文「歌う細胞(The Singing Cell)」では、博士は以下のように記している。

ストレス下の細胞や、あるいは、さまざまな状況において細胞を観察すると、さまざまな音が発生していることが見出される。

実際、健康な状態の細胞と、あるいはガンになっている細胞は、音でその違いを区別できるのだ。

将来的には、音響細胞学の研究を、ガン研究などの医学分野に統合できるポイントに到達させたいと考えている。

 

細胞が発する音に耳を傾けることで、薬物や検査に頼らずにガンを迅速に診断することができる。

音響細胞学はまた、腫瘍が形成されるより前に、ガンの検出を可能にするかもしれない。

しかし、原子間力顕微鏡による細胞の音の観察は、技術的に非常に難しいもので、音響的に検査室が隔離されている必要がある他、多くの厳しい予防措置を必要とするため、細胞の音を聞く他の方法より難しい問題が多い。

 

米ラトガース大学のスンチュル・ジ教授(Professor Sungchul Ji)とベウム・パーク教授(Professor Beum Park)らによる研究チームは、ラマン分光法(物質に入った光の散乱の波長を調べて物質の特性を知る方法)を用いて、細胞から発せられる音を捉えることにより、細胞の状態を観察する作業を試みた。

ラマン分光法でのレーザーは、1つの細胞ではなく、通常、数千の細胞に当たる方法であり、光は無数の細胞膜の動きによって変調される。多くの細胞がレーザービームに影響を与えるという事実は、ラマン分光法により、細胞の音を検出することが可能であることを意味する。

 

この研究のために、英国バーミンガム大学のライアン・ステイブルス博士(Dr. Ryan Stables)は、脳組織から、ガン細胞と健康な細胞の提供を受けた。

脳組織からの腫瘍の除去は、ガン組織の縁を特定することが難しいことが多く、脳神経外科医は大きな課題に直面することが多い。

もし、脳腫瘍の縁を正確に識別するために外科医を支援できる機器があれば、それは手術に際して非常に有益なものとなる。

 

今回、ウォータージャーナルに掲載された論文「サイマスコープ(CymaScope)によるガンの細胞と健康な細胞の水中での音のイメージングと定量分析」では、デジタルによって提供される視覚データに基づいてリアルタイムシステムを作成する最初のステップについて説明している。

サイマスコープは、音を可視化するテクノロジーを提供する新しいタイプの機器だ。

とらえられた音は、医療用の水に形として刻まれ、音の視覚的な特徴を残す。

 

 

上記の画像は、そのサイマスコープによって記録されたものだ。

これは正常な細胞とガン細胞の音のサイマスコープの画像イメージを示しており、ガン細胞は不協和で歪んだ形を作り出しており、正常な細胞は、調和した対称的で美しい画像が作成されることを明らかにしている。

このテクノロジーは、外科医の脳手術等を支援することに加えて、ガン細胞と健康な細胞を区別することができるために、ガンの早期発見という重要な用途になり得る可能性がある。

 

現在、最先端医療の現場では、「音を医療として使う方法」が、治療と診断の両方の用途で増加している。

そして、この薬物を使わない医学へのアプローチは、世界中の多くの医師や病院に期待されているものでもある。

今回の発見である 「健康な細胞は、ガンになると調和が不調和になる」ということは「音」という存在が、医学の大きな未来を担う部分となる可能性を示しているといえる。

 

 

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安保徹 新潟大学名誉教授の研究結果から発表や講演会で話されている内容をまとめています。

 

 

● ガンは、異常な細胞ではなく、「低酸素」「低体温」のなかで、生き延びるために、生まれてきます。 

逆の環境を与えれば、ガンは自然退縮していきます。

 

● ガンは、体に悪さをする存在ではなく、「低酸素」「低体温」という体内環境に対する、「体の適応現象」です。 

 

● ヒトの体内深部は、酵素がもっとも活発に働ける、約37.2度を維持しています。

わきの下は36.2~3度が平熱となります。

 

● 解熱剤、痛みどめ、抗がん剤、ステロイド剤…。

これらはすべて交感神経を刺激して血流を止め体温 を下げ、免疫力を低下させます。  

 

● 私は、長年の研究の中で、「生命体は自分自身では失敗しない」ことを強く実感しました。

 

● 体は、より良い方向へと動くようにできています。

 

● ガンの人は、細胞に「酸素が少なく」「リンパ球の数が少ない」ことが特徴です。

 

● 血流が悪くなると、細胞は「酸素不足」になります。 

 

● 血流がとだえると、体温が下がってしまいます。

 

● ガン細胞は、「 正常細胞からミトコンドリアが削られた 」だけの違いに過ぎないのです。

元は共通の遺伝子です。

 

● ですから、遺伝子レベルであろうと、細胞レベルであろうと、ガンを死滅させようとして、抗がん剤や放射線で攻撃すれば、正常な細胞も、同じ遺伝子を使っているから、生命そのものが、滅びることになります。

 

● 抗がん剤は、兵器のマスタードガス をもとに、1950年から1960年代に活発に開発され、現在 使われている主な抗がん剤は、この時期に出揃いました。 

 

● 抗がん剤は、「低酸素」「低体温」「高血糖」をもたらします。

この3つは、発ガンの内部環境そのものです。

抗がん剤治療によって、ますますそれら3条件に拍車をかけます。

これではガンが治るはずがありません。

 

● ガンの人の内部環境は、「ミトコンドリアが少なく」「低酸素」「低体温」です。

逆の環境を与えれば、ガンは自然退縮していきます。

ミトコンドリアが働きやすい環境をつくればよいのです。

 

● 具体的には、

・食事の内容や、量を変えたり、

・早寝を心がけたり、

・運動を始めたり、

・体を温めたり、

ということです。

 

● 体を温めることによって、ミトコンドリアが活性化します。

 

● 免疫力を高めるために、一番てっとり早い方法が、「 入浴 」です。

ぬるめの湯に、ゆったり入るのが効果的です。

 

● 熱い湯に入ると、交感神経が刺激されてしまいます。

交感神経が緊張すると、血管が収縮し、血流が悪化します。

 

● 体温+4度C、少しぬるめと感じるくらいが、副交感神経が活発になり、免疫力が高まります。

 

● 具体的には、40度から41度くらいのお風呂に、10分から30分浸かっているぐらいです。 

 

● 時間に余裕があるときは、「 半身浴 」がおすすめです。

発汗するので、ときどき水分補給します。

全身浴以上に、体内の毒素が排出されます。

 

● 実際、治った人たちに聞いてみると、一日十二時間風呂に入った、とか聞いています。 

 

● 高齢者や病気の治療中の人は、「 足湯 」や「 湯たんぽ 」が、おすすめです。

 

● 池見酉二郎教授が集めた癌の自然退縮は74例に上りました。

風邪、面疔、マラリア などで、高熱が出た後に癌が消失しました。

温かい内部環境で、酸素 が運ばれ、循環がよくなって、癌が自然退縮したものと考えられます。

 

● また、アレルギー反応 とか、癌の周りで炎症 が起きているときに、自然退縮 が始まっていたといいます。

 

● ミトコンドリアは太陽に当たることによってつくられます。

免疫力を上げるためには、日光 が不可欠です。

一日一時間くらいは屋外で過ごすのがおすすめです。

 

● 有酸素運動は、ミトコンドリアを活性化します。

激し過ぎる運動は、交感神経が刺激されてしまい逆効果です。

歩くことを習慣にするとよいでしょう。

 

● 腸内環境が悪化すると、免疫の要である、リンパ球 が育ちません。

腸内環境を良くするためには、食事が大切です。

 

● 野菜や、キノコ、未精白の穀類などは、リンパ球を育てます。

日本人は、野菜と海草好きですから、一般的には、腸にはリンパ球がいっぱいあります。

( *菌床栽培のキノコの多くは菌床に農薬、防カビ剤等多用されているので要注意です )

 

● 野菜や果物を食べると、ミトコンドリアが活性化し、体内で 呼吸が促進されます。

 

● 腸内環境をよくするように努めれば、癌の進行は大体1~2ヵ月で止まります。

リンパ球が働いて退縮まで行くには、1年ぐらいかかります。

焦らずに、ゆっくり取り組めばいいのです。

 

 ● 免疫力が上がってリンパ球が増えれば、がんは自然退縮するものなのです。

リンパ球 の数が1800~2000個/mm3あれば、がんは自然退縮します。

 

● ところが、リンパ球を確実に減らしてしまうものがあります。

それが 三大療法 です。

 

● とくに、放射線治療を受けると、その後、リンパ球の減少が長く続いてしまいます。

 

● ネズミに悪性のガンを発ガンさせるためには、ガン細胞を百万個も注射しなければなりません。

しかし、ネズミに放射線を当ててリンパ球を減らしておくと、たったの千個注射するだけで発ガンしてしまいます。 

 

● 肉食に傾いた食事も癌の要因となります。

肉や脂っこいものを、いっさい食べてはいけないというわけではありません。

適度に摂取すればよいですが、基本は玄米菜食がよいでしょう。

 

● 玄米が合わない人は、白米に玄米を少し混ぜたり、分づき米にするといいでしょう。 

 

● 私自身、玄米を主食とし、野菜、海草、キノコ類をよく食べ、肉や魚などは週に1、2回食べる生活です。

 

● 基本を抑えていれば、あまりぎちぎちに守らない方が良いでしょう。 

自分を縛るのはよくありません。

 

● ガンの検査を頻繁に受けすぎないことが重要です。

 

● ガンの自然退縮のときに何が起こるかといいますと、腫瘍マーカーが上がるんですね。

 

● 腫瘍マーカーはガン細胞のかかえている、膜とか細胞質の構成成分ですから、免疫能 が上昇し、ガン細胞が破壊されはじめたときにも、腫瘍マーカーは上昇します。

 

● X線写真、CTやMRIの画像に一喜一憂する必要もありません。

CTなどで検査して、ガンのサイズが急に大きくなって、びっくりすることがあります。

このときは ガンの中が壊死して治っている、ということも、長崎の田嶋先生が症例を報告していらっしゃいます。

 

● 見かけが大きくなって、中が壊死する、繊維が強いときはそのまま空洞化して治るし、弱いときはそのあとで潰れる という形をとるんです。

 

● 腫瘍マーカーが上がったり、ガンのサイズが大きくなったと怯えて、また体を痛める治療に引き込まれる人も多いです。

そこは注意した方が良いですね。

 

● 転移は怖くありません。

ガンが治るサインです。

体が治癒力を発揮してガンをたたいている最中です。

( ただし、リンパ球が少ない場合はこの限りではない )

 

● リンパ球が上り始めたときに、転移を起こしやすいということがはっきりしました。

転移というのは、原発巣が リンパ球によって攻撃されて、散らばっている状態なのです。

 

● そして散らばった後にすっと消えていく。

 

● じっさい、転移が起こったガンが、自然退縮して治るということを何十例も経験しました。

 

● 京都研究所の福田先生は、転移したあとに、いい結果が出るという症例をいっぱいもっていらっしゃいます。

 

● 意外と、肺転移、肝転移、骨髄転移した後に消えていることがある。

 

● 免疫細胞がガンを叩くときには、必ず炎症反応が起こって、発熱、痛み、不快を伴います。

肺ガンなら咳が出てきたりします。

 

● 患者さんも、医師たちも、こういう症状が、治癒の過程で起こることを分かっていないので、つい、症状を止めたくなるのです。

しかし薬を服用して症状を止めることは、治癒反応を止めているわけで、ガンを治すためには、まったく逆効果なことです。

 

● ガンの自然退縮につながる治癒反応 が始まると、一週間ぐらいは寝込むような辛い症状が続きます。

その後、リンパ球が増えてガンが退縮し始めます。

 

● この治癒反応は昔から、傍腫瘍症候群(パラネオプラスティック・シンドローム)という名前で、ガン患者の治癒過程で必ず起こる反応 として知られていました。

ところが、戦後、抗がん剤を使うようになって以来、忘れ去られてしまったのです。

 

● 発熱、痛みのほかに、痺れなどの神経症状も出てきます。

傍腫瘍神経症候群( パラネオプラスティック・ニューロロジカル・シンドローム )と呼ばれます。

 

● 今の若い医師たちは、この治癒反応の 存在自体を知らないことが多いようです。

 

● 体が血流障害を治そうとして、血流が押しかけるときに痛みが出ます。

それを痛み止めで常に止めていると、血流障害によって、顆粒球増多が起こり、発ガンが促されます。

 

● 血流を止めれば、炎症反応が止まる、これが消炎鎮痛剤のしくみです。

これは、病気の治癒による消炎とはまったく違います。 

 

● 痛み止め( 消炎鎮痛剤 )は、血管を閉じ、血流を止めます。

全身の血流が悪くなり、血管がたえず絞られた状態になり血圧も上がり、動脈硬化も進行します。

組織破壊が繰り返され、細胞のガン化 が促進されます。

ガンが見つかったら、発ガンした場所に 血流が増えるようにするべきだと思います。

 

● 現代医療は、症状を、徹底的に薬で取り去るという方向に進んできました。

しかし、じつは苦しい症状こそが、治癒のために必要なプロセスだったのです。

 

● 現代医療は、症状を消すことに専心したために、治癒とは正反対の方向に向かっていたのです。

 

● 例えば、痛む、熱をもつ、腫れ上がる、発疹が出る、こういう症状は、じつに不快です。

しかし、その症状こそ、患部に血流を送って治そうとしている、体の治癒反応なのです。

 

● 熱があるから、痛みがあるからこそ、治癒に向かうのです。

それゆえ、対症療法は、本当の治癒をもたらさないのです。

その結果、病を慢性化させてしまいます。

 

● 消炎鎮痛剤 と ステロイド剤 を、病気治療に使い続けてはいけません。

血流障害を起こし  組織破壊を促す「 病をつくる薬 」の代表格です。

 

● 痛みや発熱、かゆみ、下痢などの不快症状は、体が治るときに生ずる「 治癒反応 」です。

 

● こうした治癒反応を、医者は悪玉とみなし、症状を薬で抑える対処療法を行います。

 

● 患者さんはいったん楽にはなりますが、治癒反応を抑えられ、病気の治りは悪くなり、さらに薬を足すという悪循環が始まります。

 

● 例えば、潰瘍性大腸炎で現れる下痢や腹痛は治癒反応ですが、どこの医療機関で受けても、消炎鎮痛剤とステロイド剤によって、この治癒反応は完全に止められてしまいます。

 

● 本来、治癒反応を促す治療を行っていれば治る病気も、対症療法を続けることで難治化し、本格的な難病になっていきます。

 

● 難病に指定されている病気は、医療が 難病にしてしまったものが少なくありません。

 

● 病気を治したいと願うならば、薬の常用をやめることが大切です。

 

● 熱、痛み、下痢、吐き気、だるさ、などの様々な不快症状は、すべて体が自ら治ろうとする治癒反応であり、悪者ではありません。

 

● 体が治ろうとするときには、副交感神経優位になり血管を開き、血流を増やして傷ついた組織を修復します。

 

● 痛みや熱、腫れ、などの症状は、血流が増え、組織を修復する際に生じるもので、この苦しい修復プロセスを通り抜けた先に、治癒というゴールが待っています。

 

● 病気を治すには、治癒反応を応援してあげればいいのです。

血流を止める消炎鎮痛剤やステロイド剤 を使わないようにすること。

痛くても、できる範囲で動かして血流を促すこと。

下痢は止めず水分を十分にとること。

このような方法で、やがて体は治っていきます。

 

● 病気によっては、かなり苦しいこともあります。

血流が増えるほど、痛み、かゆみ、炎症などが強くなるからです。

治癒反応があまり強くて耐え難い場合には、症状の2~3割を取る程度に薬を使ってしのぐのはやむを得ません。

症状が和らいだら、また体が治る反応を助けてあげて下さい。

 

● ありがたいことに、いったん障害を受けても、私たちの組織は血流さえ送りこまれれば、修復されるようにできています。

 

● 対症療法で使用される薬の中で、もっとも体を破綻させるのは、消炎鎮痛剤と ステロイド剤です。

 

● 痛みが起こる原因は、そもそも血流障害です。

消炎鎮痛剤で血流障害はさらに悪化します。

薬をやめると、体は血流を再開させるために血管を開きます。

また痛みがぶり返して、いたちごっこになります。

 

● 消炎鎮痛剤を常用している人は、血流 が途絶えてしまうために、高血圧、耳鳴り、めまい、頭痛、腰痛を併発している人が少なくありません。

 

● 長期使用に伴って組織破壊が進みます。

 

● 交感神経緊張により、血糖値を上昇させるグルカゴンの分泌を促します。

また、インスリンを分泌する膵臓のランゲルハンス島を破壊します。

 

● 骨盤内の血流が悪くなり、子宮内膜症や卵巣嚢腫にかかりやすくなります。

 

● 慢性的な血流障害によって、体のあちこちに痛みが生じるようになります。

 

● その結果、高血圧、糖尿病、不眠症、便秘、頭痛など、新たな病気が上乗せされます。

 

● そのたびに医師は、降圧剤、経口糖尿薬、睡眠薬などの薬を処方します。

薬漬け医療のはじまりです。

 

● 消炎鎮痛剤を服用したことによって、破綻をきたしている人は多いはずです。

 

● 湿布薬、内服薬、座薬 といろいろありますが、どれもまったく同じことが起こります。

 

● 消炎鎮痛剤よりさらに 血流を止める力、消炎作用 が強いのが ステロイド剤 です。

 

● ステロイド剤の組成はコレステロールと同じものです。

コレステロールは血管の内側に付着し、蓄積してくると、酸化コレステロールに変化し、動脈硬化の原因になります。

ただし、酸化する前の新鮮なコレステロールは、ホルモンや細胞の膜をつくる材料として、欠かせない脂質です。

 

● ステロイド剤を使い続けると、体に蓄積され、酸化コレステロールに変化して、組織を酸化し、組織破壊が進行して悪化の一途をたどります。

 

● ステロイド剤の常用は、新たな病気を上乗せします。

頻脈になり不安感が増すようになります。

血糖値が上がり糖尿病を発症します。

組織破壊が進むと、体のあちこちに痛みが生じます。

 

● そのたびに降圧剤、精神安定剤、経口糖尿薬、消炎鎮痛剤が加わり、薬漬けから逃れられなくなります。

 

● 医師の多くは、ステロイド剤を使うことが治癒反応を止めて病気を難治化させ、新たな病気を生み出しているという認識がありません。

 

● アレルギー反応は、抗原や汚染物質を体外に排泄するために、体が必要にせまられて起こしている反応です。

発熱、炎症、かゆみ、発疹など、さまざまな不快症状が現れます。

目的は血流をふやし、有害物質を排泄することにあります。

 

● 膠原病でも、リンパ球とウィルスが闘って、破壊された組織を修復するために、炎症を「わざわざ」起こします。

リンパ球による炎症反応はつらい症状となって現れますが、そこを通り抜けないと体は治ってくれません。

 

● 体が治る反応を、ステロイド剤で止めてはいけないのです。

 

● 治癒とは逆行する方向で消炎していることが、危険だといっているのです。

 

● 多くの医師はステロイド剤や消炎鎮痛剤の害を軽視しています。

 

● 高血圧の治療薬で私が危惧しているのは、降圧利尿剤の害です。

利尿剤は体から水分を搾り取る作用があります。

脱水で血液量を減らして血圧を下げることに成功しても、脱水で血液はドロドロになり、血液が流れなくなってしまいます。

 

● 利尿剤による脱水は、全身で循環障害を起こします。

目では房水の排出がうまくいかなくなり、眼圧が上昇し、緑内障を発症します。

血液の濾過や尿の産生ができなくなり、腎不全が起こります。

 

● 実は腎臓病でも、緑内障でも利尿剤が使われています。

いずれの病気も、利尿剤によって循環障害がつくられ、

 ◼︎緑内障→腎臓病 

 ◼︎高血圧→緑内障 

 ◼︎腎臓病→高血圧

といった具合に、新たな病気が上乗せされてしまいます。

 

● 私の母は、緑内障の点眼薬( 利尿剤 )を止めたら、目のかすみが完全になくなり、調子が良くなって、驚いていました。

点眼薬で 水分を搾り取られて 循環障害 を起こし、見る機能が低下していたのです。

 

● 腎機能低下の患者に、利尿剤を投与することも問題です。

尿を出すには、血行を良くする必要があるのです。

それを、利尿剤で化学的に腎臓を働かせようとすると、腎機能が壊されていきます。

利尿剤→脱水→血液粘性上昇→血流障害→頻脈→顆粒球増多→腎障害

の図式が見えます。

 

● 利尿剤は多くの病気に使われています。

利尿剤を服用した患者は、激しい喉の渇きと体調不良を訴えます。

渇きが強いのに、身体は水を十分に吸収できなくなってしまいます。

そして破綻していくのです。

 

● 患者が増え続けている病気があれば、その治療法に疑問をもつ必要があります。

 

●「 みんなこの治療を受けているから 」とか、「偉い先生が処方してくれる薬だから 」と、医者任せにしていては、治るものも治らなくなる可能性があります。

自分の身体を救うためには、動物的な勘を働かせる必要があるのです。

 

ガンは自然治癒力で治せる病気である!

免疫力を高める方法を学び実践すること!

 

 

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メルマガ「本当の日本を取り戻すメール新聞」からの抜粋です。

 

下顎の位置がどれだけ大切かということをお話ししましょう。

人体は206個の骨で構成されていますが、この中で2つだけ『人工骨が作れない』といわれている骨があります。

 

その1つめが、骨盤にある「神の骨《仙骨》」

そして2つめが、頭蓋骨の1つ「天才の骨《蝶形骨》」です。

 

 

そして仙骨と蝶形骨は、背骨や筋膜等々で密接に繋がり連動しています。

 

その蝶形骨には、【内側翼突筋】と【外側翼突筋】の2つの筋がくっついていて(起始点)それらは下顎(停止点)に繋がっていています。

そして、蝶形骨の後ろ側には【トルコ鞍】という凹みがあって、そこには【脳下垂体】が収まっています。

そして、【脳下垂体】から【視床下部】【松果体】と続き、それは【扁桃体】にも影響を与えます。

 

つまり下顎を動かすと【蝶形骨】が揺らされてホルモンライン全てに影響を与えます。

 

そして、直接的には【脳下垂体】への刺激から副腎刺激ホルモンが出て【副腎】で【コルチゾール】という

ホルモンが分泌されます。

このコルチゾールは一般的に【ストレスホルモン(抗ストレスホルモン)】【老化ホルモン】と呼ばれる物質です。

 

このコルチゾールを煮詰めて精製した物が【ステロイド剤】なのです。

 

【コルチゾール】というWordを入れて様々な疾患を調べてみてください、

少なからず何かしら関係性が引っかかってきます。

 

全てと言っても過言ではない程、病気はストレスが原因で引き起こされます。

ですから顎位置で蝶形骨をコントロールすると、

 

(1) ホルモンバランスが整う

(2) 自律神経が整う

(3) 自然免疫(NK細胞)が活性化する

 

つまり様々な体調不良が改善傾向になる可能性がふんだんに秘められているのです。

 

健康の鍵を握っている【顎】は、身体を支配し人の生死をも司る裏番長なのです。

 

 

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野口療法の創始者である野口晴哉氏はの本的な考え方は、現在の症状自体が身体を改善する、つまり、症状即療法ということです。

 

 

この考え方にいたるきっかけは風邪の症状でした。野口氏は、多くの人の身体を観て、風邪が治ると身体の歪みが解消され、風邪をひく前より身体の調子が良くなっていることに気づきました。


まず、風邪を例にとって、症状即療法の意味を説明します。
風邪をひくと、鼻水がでたり、咳が出たり、あるいは発熱します。
鼻水は、鼻腔内の細胞から分泌された粘液と血管からの浸出液などの混合液ですが、風邪をひくと、鼻や喉に付着した病原体を殺菌し洗い流すために鼻水が分泌されます。
咳は、気管、喉頭、呼吸筋の反射的な収縮運動です。

従って、咳は、肺や気道から空気を強制的に排出させますので、感染した病原体を体外に排出させる効果があります。
また、発熱は、感染した病原体を撃退するために起こす身体の反応です。
要するに、症状は病気を治そうとする身体の反応であり、症状即療法になります。

 

さらに、一歩進んで、風邪をひいて回復すれば、ひく前よりも健康になります。
このことは、野口療法の立場から見ますと、極めて明白な事柄になります。
先に述べたように、風邪をひく人は骨盤がゆがんでおり、回復すると骨盤のゆがみが解消され、肌のつやが良くなるからです。
さらに、風邪は寒い冬にひく傾向がありますが、この時期は汗が出にくく、体内に溜まった毒素を排除しにくい時期でもあります。

従って、寒い時期に風邪をひいて発熱すれば、汗とともに毒素を体外に排出することになります。
従って、毒素の排除という観点から見ても、風邪をひいた方が良いことになります。


少なくとも、年に1、2回は、風邪をひくほうが健康に良い可能性があります。
特に、季節の変わり目は、身体が環境の変化に対応して変わる時期です。

従がって、身体が環境の変化に柔軟に対応できない場合、風邪をひいて環境変化に対応しようとします。
つまり、季節の変わり目は風邪をひきやすく、また、風邪をひいた方が、身体に良い効果をもたらします。


このような理由から、野口先生は、60年以上も前から「風邪をひけ!熱を出せ!そうすれば、より健康になる」と説いていました。

野口療法では、「風邪をひく」という感覚ではなく、「風邪を経過する」という捉え方をします。

 

症状は回復反応

風邪の例から分かると思いますが、各種の症状は身体が病気を治そうとしている身体の反応になります。
以下に、もう少し具体例を記します。

 

1.発熱
発熱は、体内の殺菌・消毒と血液循環の促進および排毒の役割があります。
発熱について、もう一度繰り返しておきますと、発熱はリンパ球を増やして免疫力を高める必要があるときなどに起こります。
発熱の主な役割は、以下の3つです。
   ・身体(筋肉)を緩め、血液循環を良くする。
   ・免疫力を高め、ウイルスやがん細胞などの増殖を防ぐ。
   ・発汗により、体内の有害物(毒素)を排出する。
要するに、発熱は治癒作用です。
従って、熱が出たと言って、薬で熱を下げることは、愚の骨頂です。

 

2.下痢・出血など
下痢や出血には体内毒素・不要物を排泄する役割があります。
一般に、排尿・排便・発汗は体内の不要物を体外に排出することです。

つまり、リンパを含む血液循環が正常に行われていることの証になります。
しかし、体内に非正常な有害物や不要物があれば、これを下痢や出血などで排出しようとします。

その結果、身体の各器官(組織細胞)などへの被害を防ぎます。

 

3.痛み
痛みには、外敵の撲滅・体内修復と警告の役割があります。

痛みは、酸素不足、つまり血液循環の悪化によって生じることが少なくありません。
痛みは、身体を襲う危険を察知して、これを回避する生体防御機構の一部で、警報としての役割を担っています。
従って、痛みは、体温、呼吸、脈拍、血圧と同じく、生命の証(バイタルサイン)になります。
通常、痛みを感じるということは、組織が損傷していることを意味します。
組織に損傷が生じると、炎症が起き組織が修復されます。

この間、痛みが発生します。

この痛みは、組織の修復を行っているという合図になります。
同時に、この痛みは、組織の修復中にその部分を動かさないように警告する役割もあります。


痛みが警告以上の意味を持つことを、肩の痛みについて説明します。
肩が痛いということは、肩にコリがあり、血流が悪くなっていることを警告しています。

このままコリを放置しますと、心臓と脳の間の血流がさらに悪化して、深刻な事態になるので早くコリを解消するように促しているわけです。
同時に、肩が痛いということは、腕を痛くない方向に動かすように促すサインでもあります。

そして、痛くない方向に腕を動かしていると、コリ(血流の悪化)は解消され、痛みが消えます。
このように、痛みは警報であると同時に、痛みの原因の解消を促す役割があります。

少なくとも、痛みは病と戦っている証です。

 

4.食欲不振
食欲不振は、内臓(とくに消化器系)の休息と免疫力を高める効果があります。
身体の回復には、内臓の休息だけではなく、血液中の栄養素の量を減らすことが重要です。
内臓の働きが弱っているときに、食事をしますと、血中の栄養素の量が増えます。

免疫細胞は、これらの栄養素を外敵と判断して攻撃しますが、栄養素の量が多いと、その処理に免疫細胞の多くが忙殺されるようになりますので、本来の外敵に対する防衛力が弱くなります

つまり、食べすぎは免疫力を低下させます。
食べ過ぎるとがんになりやすい理由の一つが、この免疫力の低下です。


また、血中の栄養素は外敵の栄養にもなります。
たとえば、細菌は鉄分を大変好み、鉄分が豊富にあると元気よく増殖します。
従って、身体は、細菌に感染されて、細菌が身体に悪影響を及ぼすほど増殖しますと、鉄分を多く含む食べ物を避けるようになり、体内の鉄分を減らそうとします。

 

5.だるさ・倦怠感
だるさ・倦怠感は、心身の休息を促す効果があります。
体内でつくられるエネルギーは、体温維持、活動、体内修復などに使われますが、疾患があると、外敵との戦い、身体の修復に多くのエネルギーが必要になります。

そのため、身体は、大量のエネルギーを消費する(体壁系の)筋肉や大脳の動き(働き)を抑制しようとします。それが、だるさや倦怠感を感じる理由です。

このように、各種症状は、身体が病気を治そうとして起こす身体の反応になります。
西洋医学における治療の多くは、薬でこのような症状を抑える対症療法ですが、身体の反応に逆らう、非常に不自然な治療法であることが理解できると思います。

 

病は大病を防ぐために患う

一般に、病はより深刻な病を防ぐために患うという側面があります。

 

肩こり(肩の痛み)
肩こりを解消することによって、首筋の血流を良くし、心臓・脳の疾患にまで悪化することを防ぎます。

 

肌荒れ・にきび・吹き出物など
有害物を体外に排泄することによって、組織細胞への悪影響を除きます。

 

出血
有害物を体外に排泄することによって、血液を浄化し、組織細胞への悪影響を除きます。

 

胆石・結石
有害物を一ヶ所に集めて(固化)、血液を浄化し、組織細胞への悪影響を除きます。

 

風邪
身体を緩ませて、身体のゆがみを直し、体内に溜まった毒素を排出します。
身体が硬く、ゆがみのある状態を放置しますと、血液循環の停滞を招き、長期的にはがんなどの深刻な病を患う危険性が高まります。

 

病を経過すると、身体はより丈夫になる

一般に、病が回復すると、患う前よりも身体は丈夫になる傾向があります。
このことは、風邪で説明しましたが、他の例をあげておきます。

 

下痢
消化の悪いものを食べて下痢をしますと、回復すれば、下痢をする前よりも胃腸が丈夫になっています。

 

骨折
骨折して、接合部がうまく合うようにつなげておけば、完全に接合した箇所は、折れる前より強くなっています。

 

感染
ウイルスなどに感染して回復しますと、そのウイルスに対する抗体ができますから、そのウイルスには感染しにくくなります。
毎年、新型インフルエンザで騒ぐことが少なくありませんが、インフルエンザにかかる人は、大人より子供の方が多い傾向があります。
これは、大人の場合、多くのウイルスに感染して多数の抗体ができているため、多少異なる新種のウイルスに感染しても抵抗力がありますが、子供は抗体の種類が少ないために、新型のウイルスに対する抵抗力が弱いからです。

 

その他

身体は本能で捉えることが重要
「食べる時間だから食べる、寝る時間だから寝る」という時間や情報に縛られた生活よりも、食べたいときに、食べたいものを食べ、眠くなれば寝る生活の方が重要です。

ただし、身体が整っていることが前提になります。
身体が整っていれば、頭で考えなくとも身体が教えてくれます。

 

身体は季節によって変化する
身体は、四季によって変わります。
たとえば、冬は身体が締まり、交感神経優位の傾向がありますが、夏は身体が緩み、副交感神経優位になる傾向があります。
従って、そのような身体の変化を理解して対応していく必要があります。

 

身体の声を聞く
身体がおかしくなってから医者に行くのではなく、身体の不調にいち早く気づく敏感さが重要です。
たとえば、頻繁に風邪をひくことは好ましくありませんが、風邪の引けない鈍い身体は危険です。
有害なものを食べても、嘔吐や下痢のできない鈍い身体は、食中毒になる確率が高くなります。
敏感な身体は、環境の変化に柔軟に対応しますので、健康の維持が容易になります。

 

身体を温めることが重要
野口療法には、健康の大敵が冷えであり、多くの病気は冷えによって生じるという認識があります。
従って、体を冷やさず、温めることは、健康維持に不可欠の要素になります。

 

 

 

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