噛み合わせが病気を作る | 自然治癒力研究所のブログ

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心と体の癒しのブログです。

私の行っているオステオパシー療法も顎関節の調整がありますが、今回参考に「本当の日本を取り戻すメール新聞」というメルマガからの、あすみが丘ゆり歯科クリニック院長で飯田橋内科歯科クリニック総医長の五十嵐俊彦氏の文章です。

少し長いですが、体を壊す原因を知るのに参考になると思います。

 

 

日本で歯科大、歯学部が医科、医学部と切り離された理由は諸説あってハッキリとはわかりませんが‥

「歯科の歯を修復する技術は【医療】ではなく【芸術】だから!」

などという訳の分からない歯科を徹底的に医療の範疇から除外するようなおかしな理由さえ存在します。

 

アメリカ等は教育やシステムの違いもありますが、医師と歯科医師両方のライセンスを持つダブルライセンスのドクターがかなり多いとのこと。

 

私の知人でハーバード大学の口腔外科に所属していた歯科医師の話では、そこの医局(医局と言うかはわかりません)に在籍していた十数名の歯科医師の中で医師のライセンスを持っていない歯科医師は私の知人以外にブラジルから来ている歯科医師1人だけだったそうです。

 

ハーバード大学はアメリカ国内でも医科と歯科の『連携』ではなく『統合』の最先端だということですが(ハーバード大の歯科教育はかなりの少数精鋭だそうです)全身何処の手術(心臓外科も泌尿器でも足でもです)をするにも手術計画時には必ず歯科医を含めたチームを組むそうです。

 

そんな風潮の中渡米して間もなく知人がフッと

「何で歯科医師が全身の手術に必要なんだろう?」

と漏らした事があるそうなのですが、その時はそこに居たほぼ全員の医師からビックリした顔で凝視され

『お前はいったい何を言っているんだ? 顎、首を通らない神経は無いだろ? 顎や歯は頭蓋骨だぞ?つまりかなり重要な部位だろ?』

と矢継ぎ早に散々言われたと言っていました。

アメリカではそれほど【医科と歯科の統合】が進んでいるという事なんです。

 

日本では医学部の中に歯学は無く、最初から医学部と歯学部が分かれていたのでそもそも違和感を感じていないのでしょうが、どうして【眼科学部】や【耳鼻科学部】がないのかを不自然に思ってもいいはずです。

 

実際にドイツ、スイス、オーストラリア等は医学部の中にある歯科という位置付けだそうです。

 

そしてこれだけ医科と歯科の強烈な区別があるのは日本だけではないでしょうか?

そこに更に拍車を掛けたのが【国民皆健康保険制度】でしょう。

 

この保険制度は戦後ドイツの制度を真似て作られたとされていますが、

『敗戦国が敗戦国の真似をして何かメリットがあるのでしょうか?』

因みに現在はわかりませんが過去にドイツの歯科医院の1/3が経営破綻で銀行の管理下にありました。

 

【国民皆健康保険制度】とは医科と歯科の溝を深め、更には『真の疾病予防』に目を向けさせない最良の手段なのかもしれません。

 

そして令和7年施行を視野に入れているという《国民皆歯科検診》これもミニマムトリートメントに傾き始めた歯科界を再び削っては詰める【昭和の歯科医療】に逆戻りさせる可能性の方が大きいと考えています。

 

チョッと黒っぽい所を虫歯だと言って削って詰める。

そこが黒くなるまでにどれだけの時間が掛かっているのでしょうか?

 

私事にはなりますが、私の前歯には黒い小さな虫歯があります。

この虫歯の第一発見は10歳の頃、ほぼ50年前です(笑)

 

当時はほんの小さな黒点でしたが、歯医者である父親に治してもらおうとお願いした時

「バ~カお前 虫歯なんて削っちゃだめなんだよ」

とドヤ顔で話した父親の顔が未だに忘れられません‥

 

意外かもしれませんが

【虫歯も歯周病も食べカスが原因】

といった事は未だかつて世界中で誰一人として証明していないのです。

 

おそらく、虫歯や歯周病の1番の原因は咬み合わせのズレによる当たりや歯軋り・食いしばりでしょう。

 

火を起こす事を考えてみると解りやすいかもしれません。

板と棒で摩擦熱で火を起こす時には煙が出て火種を作ったら、それを乾燥して細く裂いた草に移して火を育てます。

この時の板と棒の摩擦が歯軋り食いしばり『乾燥して細く裂いた草』が食べカスです。

火種が無く『乾燥して細く裂いた草』だけでは火は起こせませんよね?

 

それと一緒で、食べカスだけでは虫歯は作れないのが真実なのだと思います。

 

だから歯ブラシで食べカスを一生懸命取り除いていても口腔内の疾患でたった2つしかない虫歯と歯周病ですら

今だに改善させられないのです。

 

というよりも、虫歯や歯周病に治ってもらっては困るのでしょう‥

歯医者が歯に手を着けて身体のバランスを崩してくれないと様々な病気が無くなってしまい困る業種の方々が増えてしまうのだろうと私は考えています。

 

原因が違うのに歯に穴が開いたという結果だけを取り繕って穴を埋めてどうにかなると思いますか?

 

虫歯や歯周病はその生活習慣や身体の使い方、普段の重心や歩き方、はたまた思考等々のバランスが崩れた結果が【歯】に症状として出てきているだけなんです。

 

これらを踏まえて現在歯科の臨床で起こっている実際をお伝えしていきましょう。

 

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エピソード1

 

そもそも私が咬み合わせ治療に興味を持ち出したのは大学の後輩の交通事故がきっかけです。

 

彼は交通事故に遭い大変な思いをしたのですがそれがやっと少し癒えてきた時に東京・渋谷の交差点での信号待ち中に後ろのダンプが急発進して追突され再び大怪我をしました。

2ヶ月の間に2度大きな交通事故に遭ってしまったわけです。

 

お酒が大好きで地域の社会人サークルでバスケをしていた後輩ですが、1度ならず2度の交通事故で廃人のような生活になってしまったのです。

 

当然仕事など出来ず、座っているのがやっとの毎日。

何もする事が無いので【咬み合わせのセミナー】にでも行くかと思いたち某大学教授のセミナーに参加して『咬み合わせを調整するプレート』を作り睡眠時に装着してみると‥一週間も経たないうちに【酒は飲めるわバスケはできるわ】と20年前の体に戻って絶好調になったんです(笑)

 

「これは不思議だ??いったい何なんだ??」とそこから彼は【咬み合わせ】について深く掘り下げていき歯科医師仲間にその事実を話すと、我々が卒業した大学の当時の大学病院長が

「本当にそんなに色々な症状が改善するのか?」

と言う事で大学病院に来院する様々な疾患の患者様にアプローチ、トライさせたところ

《全ての疾患が改善傾向になってしまったのです》

 

最初は凄い事だと嬉々としていた歯科医師達もよくよく考えると表に出てはいけない『不都合な真実』『パンドラの箱』だ、これを広めたら夜道を歩けなくなる‥などと言って徐々に離れていきました。

 

でも考えてみれば、薬も飲まずに症状が改善する治療を拡めるのは良い事じゃないんでしょうか?

 

咬み合わせがどれだけ全身に影響を与えるかを計り知る話としてこんな話も実在します。

 

とある歯科医師が20年程前に中国から報酬20億円で中国本土に【咬み合わせを診る施設】を作って欲しいと誘われた事があります。

悩んだ彼は私にも相談してきたのですが中国と関わるのはなんとなく不安だと結局は取引に応じませんでした。

やはり東洋医学が発達した中国では目に見えない力を利用した治療法にも積極的なんですね。

 

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エピソード2

アトピー性皮膚炎

 

私の都内での患者様のお一人に健康番組を積極的に制作しているFM放送局のディレクターの方がいます。

昨年はじめに睡眠をテーマにしたラジオ番組の中で私が『咬み合わせでアトピー性皮膚炎が改善した症例がある』ということを喋らせて頂いたのですが、その収録後に

「先生ご覧のように私はアトピーなんですけど‥咬み合わせ治療をやってみたいと思います」

とおっしゃって下さいました。

 

この方は元々酷いアトピー性皮膚炎で、どんどん強い薬が処方されていくことに疑念を感じて西洋医学にサヨナラして脱薬物をなさいました。

 

薬をやめた直後は体から浸出液は出るは、剥がれ落ちる皮膚の痛みと痒みは半端ではなかったそうです。

 

そしてその方は、数々の著名なお医者様からアドバイスを受けて生薬配合の漢方二種類を飲む事でだいぶ症状が改善している状態でした。

 

改善していると言っても一見してアトピー性皮膚炎で苦労なさっているんだなとわかるレベルではあり、11月~3月までの寒い時期は症状が悪化して湯船に浸かると剥けた皮だらけで次に人が入れないほどだとおっしゃっていました。

 

そしてその方は今まで飲んでいた漢方薬を止めて夜寝るときに顎位補正のマウスピースを着けるだけを実行して下さいました。

 

するとあれよあれよと言う間に1ヶ月半程でアトピー性皮膚炎はかなり改善してきました。

ですがこの方の本番は冬場です。

でも8月位の段階で

「これだけ調子が良いと冬場が楽しみです」

と言って下さる迄になっていました。

 

そして10月、問題の11月‥12月‥1月となっても調子はどんどん良くなっていき2月にいらした時には

「先生とうとう私は普通の人になりました(笑)」

とお茶目に挨拶して下さるまでに回復されました。

 

現在もこの方の良好な状態はキープされています。

 

またこの改善の様子を見ていた研修歯科医師のお父様が皮膚科医で、この研修歯科医師が家で当院の様々な臨床成果の話をしたところお父様が

「俺たちの仕事って無くなっちゃうのかな‥?」

と心配していたそうです。

 

安心して下さい日本は国を挙げて病気を作ってますからそんな心配は今のところ要らないと思います。

 

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エピソード3

パーキンソン病

 

以前マウスピースで顎の位置を正すと恐ろしく脳血流がバランスがとれてスムーズに流れることを知りました。

 

このキッカケはHITACHIテクノロジーの脳血流計のデモに来てもらった時にそのセールスマンが百マス計算をした時やピアノを弾いた時等でどのくらい脳血流が滑沢にスムーズに流れるかのデータを持ってくる訳です。

 

その機械のデモの時にマウスピースを嵌めて顎位置を正した途端にポーンと脳血流がスムーズに流れ出し、脳血流の左右差も是正されたりしたんです。

そのセールスマンが

「これはいったい何なんですか?」

と驚くくらい変化が出る被験者もいます。

 

それでその時一緒にいた歯科医師はその違いを患者様に見せて説明する為に100万円以上するその機械を買いましたから‥

 

最近私がインターネットの映画チャンネルで見たお話しの主人公が【パーキンソン病】だったのですが、その映画の中でパーキンソン病での苦しみを分かち合い励まし合う団体のシーンがあって、私は咬み合わせで脳血流のバランスが取れることからパーキンソン病は顎位置で改善する方もいるんじゃないか?と考えたわけです。

 

そこで知人たちに

「パーキンソン病の知り合いがいたら是非紹介して欲しい」

と伝えてあったところ一人の知人から

「パーキンソン病の患者様ご紹介します」

ときたわけです。

 

「ありがとうございます」

とは言ったのですが‥

その時来てくださったパーキンソン病の患者様が私よりも10歳くらい年上の医科のドクターだったんです。

 

これはメチャクチャやりにくい(汗)

だって医師に

「パーキンソン病は咬み合わせで治ります」

って言うんですから。

それこそ半信半疑ならぬ疑心暗鬼(笑)

 

でも顎位補正のマウスピースを使って2週間後に来院してもらうと明らかに手の震え(振戦)が止まっているんです。

 

それに前回は白のワイシャツにグレーのスラックスといった地味な服装だったのですが、今回はバックプリント付きのレインボーカラーのシャツ白のデニムパンツと服装もだいぶ派手な感じになっています、

そして声もハッキリしています。

 

その後も1ヶ月に一回は定期的に通って下さっているわけですが、1回目、2回目は奥様が付き添われて診療室への登り降りに手を貸しておられましたがその2回目の様子を見届け、どんどんしっかりしていくご主人を見て

3回目からは奥様は車で待っていてクリニック内には入って来なくなりました。

 

その医師は一人で段差の登り降りをスムーズに出来るようになったのです。

 

そして毎月キチンと来てくれるのですが、中々自分の症状の改善を認めないんです。(笑)

 

ところが半年程経った時、いつもはこちらからの質問に必要最低限しか答えてくれなかったのが出入り口で立ち止まり

「先生! 最近ゴルフの時にもマウスピースを着けているんですよ。調子はすこぶるいいです」

と自ら嬉しそうに話しかけてきてくれたのです。

 

今までは私の事を「先生」なんて呼んでくれる素振りも無かったですし、自ら現状を話してくれる事もありませんでしたのでビックリしました。

 

今後もあんまり効果を認めてくれないなら【治療用のマウスピース】を返して貰おうかと思っていましたからギリギリセーフでしたね。(笑)

 

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エピソード4.

特発性間質性肺炎

 

患者様は全国で83の公的病院や大学病院が【特発性間質性肺炎】の新薬開発のプロジェクトを行っているらしく

そこの治験患者である70代前半の男性の方です。

 

既に2年半以上新薬を服用しているのですが変化は無く一向に良くならず。

 

肺の繊維化を示すKL6という数値が正常値は500U/ml未満なのですが、この数値が1,500U/mlを超えてしまっていて呼吸器装着を検討しましょうか?と促されているとの事。

 

そこで就寝時に顎位補正のマウスピースを着けて寝てもらうことにしました。

 

すると2週間後の検査では問題のKL6は475U/mlの正常値範囲に入り、その後1年半の間ずっと正常値範囲だったため難病指定が外れて【軽度特発性間質性肺炎】となり更にその後も既に2年近く経ちますがKL6は正常値を保っていて病名も難病指定外の【軽度特発性間質性肺炎】から変わっていません。

 

他の新薬開発プロジェクトの治験患者さん達に劇的な改善変化はないそうです。

 

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まだまだ数えればキリが無いほどの疾病に対する変化、成果が出てはいるのですが、どうしても製薬会社と大多数の医師そして安価な保険診療でそこまで責任を負わされたくない歯科医師(敵は内にもあるわけです)の圧力で世に拡がりをみせる事にブレーキが掛けられています。

 

そもそも大学で習う西洋医学の歯科そのものが全て嘘とは言いませんが疑わしいことばかりなんです‥

 

歯医者はそれすら知ろうともせずに、ただただ盲目に虫歯は削って治すのが正しいと信じ込まされています。

自分達は良い事をしていると、国民の虫歯を治しているのは自分たちだと自負しているのです‥(笑)

 

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エピローグ

 

アインシュタインの特殊相対性理論や一般相対性理論の上に全てが成り立っているとすれば、そもそも世界の医学は目に見えないものの概念が無い時点で本来到達すべき次元から150年遅れているとまで言われています。

 

そして日本はそこから更に50年遅れています。

 

歯や咬み合わせで全てが治るとは言いませんが、咬み合わせの奥深さは世間一般で言われている「歯を大切にしましょう」レベルではないと私は考えています。

 

偏ったアロパシー医療を排除していったら【死に抗う事なく晴れやかな人生】が送れる本当の健康が手に入るかもしれません。

 

 

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