細胞生物学者で発生生物学者博士が30年前から「信念」が人間生物学を支配していると主張し説いてきましたが、近年ようやく科学者たちが受け入れ始めています。
その概要を解説します。
私たちは長い間「遺伝子で人生が決まってしまう」と考えてきていましたけれど、その概念を覆し人間は遺伝子に決定づけられた犠牲者ではなく、もっと自由に生きられるパワフルな存在だ。
博士自身もかつては遺伝子が全てを決定していると教えていたのですが、そうではないことに気づいたのでした。
博士がそのようなことを研究、実験から見い出して周囲の科学者に伝え始めた時には、誰にも相手にされなかったと言います。
今ではブルース博士の考えは、エピジェネティクスという遺伝子を研究する科学のひとつの分野として確立され、先進的な研究が進んでいます。
博士の考えを受け入れたら、様々なものが変わらないといけなくなります。
博士は特定の病気に関連した遺伝子はあるが、それがその病気を作るわけではないと言っています。
医療、その周辺の産業…。根底が覆ってしまいます。
ブルース博士は、「私はスピリチュアルな人間だ」と明言し、私たち人間がどのような存在であるのかについても話しています。
私たちは身体ではなく意識であり、身体はデバイスで、このデバイスを使って人生を創造しています。
全ての人の意識は繋がっていてひとつのエネルギーです。
人間は全員、誰一人例外なく、源(神)と繋がっていてひとつであり、分離はありません。
神とは全てのエネルギーのこと。
私たちは創造するためにここにいます。
それなのに、子どもの頃に様々なプログラミングをしてしまい、それによって制限されています。
思考の95%はプログラミングされたものです。
それは誰かにとって都合の良いプログラムに過ぎません。
身体はテレビで、意識は放送の電波信号のようなもの。
テレビが壊れても、番組の放送の情報は無くなることはなく、ずっとそこに在ります。
新しいテレビを買ってきて電源を入れれば、再び放送が始まります。
これが、意識と身体の関係です。
人間の細胞には人それぞれのユニークなアンテナがあり、それぞれの放送を受信しています。
同じアンテナをもつ人は存在しません。
私は「ブルース・ショー」という番組を、あなたはあなた独自のショーを、テレビに映しています。
死は終わりではありません。
だから死を恐れることなく、生きることを楽しみましょう。
私たちはクリエイターです。
映画「マトリックス」はSFではない、ドキュメンタリーであり事実です。
すべての人間は、生まれてから7年の間にプログラミングされるのです。
人間の頭にセンサーワイヤーを付け、脳活動を読み取ると、7歳以下の子供の脳は意識状態(コンシャス)よりも低い振動数で活動しています。
シータ波と呼ばれる状態ですが、シータ波は想像力の世界です。
自然が創造した人間の最初の7年間はプログラムをダウンロードするためにあるんです。
どういう意味かというと、家族やコミュニティの一員であるためにどれだけのルールがあるのでしょうか?どれだけの規則を学ばなければならないのでしょうか。
例えば、父親が自分の子供に話す方法は自分の子供にする話し方と、近所の人にする話し方は違う。妻に話す話し方でも、近所の奥さんへの話し方でも、警察官に話す話し方とも違います。
このように、私たち人間は多くの方法を学ばなければならないのです。
この世界に溶け込むためには、多くの方法を学ばなければならないのです。
例えば、”新年の抱負”というのは「願望」であり、「意識」的な創造的な「想像力」に由来しています。
しかし、私たちの行動の95%は、潜在意識にあるプログラムに由来しています。
そのため、"新年の抱負"を実現するためには、2つのステップを踏む必要があります。まず、決意を視覚化する必要があります。
次に、決意表明の行動を活性化するために、それをサポートする行動プログラムを、私たちの人生を形成する性格を実際にコントロールする源となる潜在意識にダウンロードすることが必要です。
そうすることで、初めて、その決意を支える行動が人生の一部となるのです。
個人的に潜在意識の習慣を見直すことで、私たちは現在の世界的な混乱の波を食い止めるためにそれぞれが積極的に参加することができ、同時に、自分自身と文明が愛と調和に基づいた世界へと移行する力を与えることができるのです。