家族で遊園地に出かけ
アトラクションを楽しもうと思っていたら、
身長や持病制限等により小さい子供やお年寄りの方が
乗車出来なくて楽しめないことがあるかもしれません。
ディズニーランドで例えてみたいのですが、
スペースマウンテンの場合、
乗車前‘心臓の悪い方は乗車をお控え下さい。’と
アナウンスがありますよね。
ビックサンダーマウンテンも確か身長制限があります。
我が家も25年以上前になりますが
家族旅行でディズニーランドに行ったことがあります。
ビックサンダーマウンテンって、大人になってからと違い、
幼稚園児の頃は、かなり怖かったと記憶しています。
身体が硬直して真顔の私をみて、
母は面白がっていたのを覚えています。
ホーンテッドマンションも、凄く苦手でした。
アミューズメントパークと歯科を比べること自体、
そもそもナンセンスですが、
少なからず歯科治療とアトラクションは、
似ているところも あるんじゃないかなと思います。
そして、その多くは、
ちょっと怖い
人によってはもの凄く怖い
絶叫系のアトラクションで、
座ったら、その先が自分で決められない、
決定権がないことに恐怖を感じる人もいます。
今までの自分の経験として何も起こらなくても、
削る、抜く、繋げる、並べ替える、被せる、入れる等に、
恐怖心や違和感を感じる方が少なからずいらしたり、
実際に問題を起こしている方も、
中にはおられるのは事実です。
アミューズメントパークは
絶叫系があってこそという考えであれば、
死ぬ気で技術を駆使し、
誰が乗っても絶対に安全なものを作るべきで
それがプロというものだという意見もあるかもしれません。
当然、安全性を考え精度を上げる努力は必須と思いますが、
例え安全性の高い普通のアトラクションでさえも、
体調や持病等のリスクがある場合、
全てをクリアするのは難しいこともあります。
絶叫系とはほど遠いはずの
ビックサンダーマウンテンに乗った私ですが、
母が‘この子、怖がっているわ。’と感じとっていたように、
本当の意味で私が絶叫系のこのアトラクションを楽しめたのは、
ずっと後になってのことでした。
家族連れが楽しめないアミューズメントパークのアトラクション問題を
打破したのがユニバーサルスタジオジャパンです。
富士急ハイランド、ディズニーランド、ユニバーサルスタジオジャパン等
それぞれ売り出している部分は違いますが、
どこで遊びたいのかは個人が選ぶこと。
それが有意義な時間の一歩となります。
遊び上手な方であれば、どこにいっても、
小さな楽しみを発見できる可能性もあります。
自然歯科の治療は、虫歯の原因上どうしても
噛み合わせを考慮しますが、
最小限の治療という点で言えば、
ユニバーサルスタジオジャパンの
家族連れでも大丈夫というスタンスに
近いといえるのかもしれません。
ご来院いただいている患者さんは様々で、
歯科恐怖症で殆ど治療したことのない方から
全顎何100万円もかけて治療された方、
自然派系の方も多いですが、
そうでない方もいらしたりと様々です。
何れにしても、
今までの治療に疑問をもっておみえの方には、
満足いただけることが多いと感じています。
歯や歯茎に問題をかかえいるはずの患者さんからも、
「歯医者に行くのが、楽しみに感じたのは初めてです」と
言って頂くことも、少なくないように思います。
一方で、歯科治療とは心地よいものではないと感じ、
ご来院からお帰りになるまで、緊張感をもたれる方もいます。
治療で変化を与えてしまうことを考えた場合、
本来の目的は何かと考えても、
アトラクションに身長制限や持病制限があるように、
自然歯科では、
噛み合わせの良し悪し
症状の大きさ
年齢性別等を考慮した体力の有無
体調
妊娠しているかどうか
心の準備が整っているかどうか
そもそも治療が必要なのか
治療にふみきらずとも改善が期待できる可能性 等を判断しています。
院長が秩父に開業してから現在に至るまでの37年の臨床経験と、
大学やその後の勉強した中で得た知識とを考慮し、
この患者さんならば治療が出来ると判断して、
はじめて、かみあわせ治療に踏み切れます。
ご来院いただく前に判断が出来れば一番良いのですが、
実際にお会いして、お口の中を拝見してみないと
判断出来ない条件が多いです。
大丈夫と判断した場合に、
調整をさせていただくこともありますが、
削りたくない意見も考慮しますし、
鏡を使って現状を確認していただきながら
了解のもとに、治療をすすめていきます。
歯科治療はどんなに僅かな治療でも
変化をもたらす可能性があるといえます。
噛み合わせ治療専門医では、
最低何十万~何百万とかかるのが一般的です。
治療が出来ない場合もありますが、
そもそも、大がかりな治療が必要ない場合もあります。
傷を治すのに必要な力は患者さん自身の中にあると
当院では考えています。
セラピストではないため
最小限の治療を必要としている方の役に立てるよう
歯科医師免許を持つ医療者としての治療技術向上は必須で、
それプラス、患者さんの癒やす力を引き出せるような人に
なっていかないとなと思います。
治療方針に共感いただき、
必要としている方のお手伝いが出来れば幸いと思います。
実際にご来院いただかなくても、ブログの記事の中で、
参考になる点を一つでも見つけていただければ嬉しいです 。
自然歯科の治療方針は自然歯科基本診療方針から御覧いただけます
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poi 長文におつきあいくださり、ありがとうございます。
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