こんばんは。
セツナです。
今日は雨が降っているから憂鬱だ。
こういうセリフを時々耳にする事があります。
それだけなら、「この人はその時そう感じたんだね〜」と思うだけなのですが、「あなたもそう思うでしょ?」と言われると「ん??」と思います。
敢えてその場で反論などしませんが、「雨」という出来事と「憂鬱」という感想の間には本来どのような関係もありません。それはどこまでも自分自身が作り上げた関係性で、その人固有のものです。
反対に、「雨」と聞いて心地よいイメージを思い浮かべる人もきっといる事でしょうし、「晴天」で嫌な気持ちになる人がいても不思議じゃないわけです。
何に対して何を結びつけるかは、基本的に固有の問題という事です。この結びつきは、自分の経験などから無意識的に作られている事が多く、それ故にそれがさも当然で自然であるように感じられます。
それが、自分にとって望ましいものであるならば良いのですが、あまり望ましくない関係性を結んでしまっている事がままあります。
それらは無意識に作られてきたものだからどうしようもないのでしょうか?自分は生まれつきそうだと諦めるしかないのでしょうか?
そんな事はありません!
方向性を変える事は誰にでもできますし、それは大人の責任でもあると思います。
物事は無意識であるうちは触る事ができません。
だからまずは意識にあげることからやってみましょう。
「雨」=「憂鬱」という関係性について、「どうしてそう思うんだろう?」と質問してみて下さい。そして「そう思うべき理由」「そう思わない理由」の両方を考えてみます。で、最終的に納得できる方を選びます。
結果がどっちになるかは正直どっちでもいいと思います。
それぞれが好きな方を選べばいいだけです。
大切なのは「自分で選べる」という感覚を持てる事だと思います。
それと、「考え方なんて別に絶対的なもんじゃない」って思えることだと思います。
誰もが本質的に「自由に関係を結べる力」を持っています。
活用していきたいですね!