自由遊びの中で子どもたちはめざましい成長を見せています。その実例を保護者が撮影した写真で見てみましょう。


その1 3歳児、斜面をのぼるのも下りるのも人を頼りたい気持ちになった時

坂の上から「お兄ちゃんたすけて」

一緒におりてくれました
その後、ふたりで遠くの方へ遊びに行き、とても満足できたようです。

その2 「てつぼうできるのでは~」と気づいて、みんなで時間と労力をかけて準備したのですが~

なかなか届かない

届くための足場づくりを一緒にやって

届いた時一緒に喜んでくれました

この2つの実例の保護者はこの「距離」を保ちながら、見守り続けています。
いずれも、子どもが親に助けを求めるのでなく、一緒に活動している兄弟でもないけれど近くの子と共に解決する動きを起こし、それを実現させ、安心や喜びを共有しています。友達はやさしくて助けてくれること、自分がうれしいことを友達もよろこんでくれること、お母さんはやりたいことをやらせてくれて見守ってくれていること、自分で解決できたという気持ちが胸に築かれました。


普段からこうした「スタンス」や「思い」で子育てすることが大切ですね。自由遊びを通して成長しあうことができる条件だと思います。

他にも

「この幼虫、何か丸いものがついてる‼️」と不思議に思ったお母さん。「このとげのある木は何だろう」「こんな黄色い落ち葉あった」と持ってきた子どもも、そこからみんなにも見てもらい、体験しあえるようにしていくことができます。

🔴子どもが自由遊びしながら成長し合える際の保護者のスタンスや果たすべき役割
をこれからも検討していこうと思います。