強烈な台風が甚大な被害をもたらしました。このブログを見てくださっている方の中にも影響をお受けになった方もいらっしゃるかもしれません。お見舞い申し上げます。

 

そんな中でしたが、10月13日、日本の原風景がひろがる自然豊かなひや水で活動しました。以下、活動の様子です。

まず、野草観察(希望した人たちで)の様子。

駐車したところから観察を始めました。スズメウリのかわいい丸い実が緑から白に!たくさん、なっています。

手に取って、くわしく実の様子を見ています。実から花の痕跡を見つけ、花から実になったことを確かめています。

今回の野草観察は参加者が見つけた事をガイドする者が説明するように進めました。「あれっ!」「これなあに?」からスタートです。

子どもたちから「ヒガンバナだ!」と~。

ヒガンバナの花が咲き終わったところを見つけました。

秋の野草観察をしながら、小学校4年生の子どもは「今、学校で『ごんぎつね』を習ってるよ」と、教えてくれました。

「三日もの雨で・・・・・川べりのすすきやはぎの株が黄色くにごった水に横だおしになってもまれています」

「まるいハギの葉が一枚、(兵十の顔の横ちょうに)大きなほくろみたいにへばりついていました」

『ごんぎつね』に出てくる情景がこの日の観察会でも見かけましたが、これまでに体験したことが文学作品を読むときの読みの正確さ、深さに繋がっていることを教えてくれました。

『本当の学力』がここにありますね!

秋にみられる代表的な植物を短時間でしたが観察できました。

イヌタデ

カラムシの葉で草遊び。「パーンッ!」これまでできなかった子どももこの日はうまくできていました。

ミゾソバのピンクと白のやさしい色。

別名がウシノヒタイ

そして、観察終了の池のほとりに着きました。

 

野草観察をしたグループは早く来ていたのでみんなが集まるまで思い思い自由に過ごして待つことにしました。

あっという間に子どもたちは泥の中へ!!!ためらいもなく~

先週、こちらに来て池の泥に突き立ててこのオブジェを作った子がいましたが、そこに使った素材にカラスウリがついていたことが色づいたので気づきました。

ヤゴをいくつも見つけていました。

ソリすべりのコースづくりにとりかかった子どももいました。先週、ここに来て試行錯誤し、畳表を敷こうということになっていました。コースに畳表を敷いてよく滑るようにします。

みんなが集まってきましたので、ちょっと、中断します。

 

はじめの会をします。

はじめのあいさつ

自然のなかでこそ子どもたちの豊かな力が引き出されると~

自己紹介しあいました。

ソリコース造り再開です。

畳表の重ね方もちゃんと心得ていました。7枚敷くことになりました。

では、試運転~

思ったほどは、すべりません。昨日来の湿度が関係しているのでしょうか?

ソリがだめなら、段ボールはどうでしょうか?

この子どもらは、自分の段ボールソリだけでなく、いくつもの段ボールソリをつくってこの日に備えてくれていました。赤ちゃん用のソリまで作ってくれていましたよ。

まだ、整地できていないところが見つかりました。

みんな、自分でやりたいことをやっています!

=池での遊び=

何か見つけましたか?

棒を持って~

泥水の中

さあ、これからどうしましょう~

池遊び、泥遊びに慣れている子るどもらもいます。

いろいろな子どもたちが集まって互いに影響しあっているのを感じます。

徐々になれてきましたか~

きれいなマツモムシを見つけて、みんなに見せてくれています。

自分のやりたいことをどんどんひろげていきます!

=他のところでは=

ターザンロープ

自分で登ります!!!

クリの木にターザンロープを取り付けていたようです。

おかあさんとたのしいね~

長い梯子をかけてくれています。

ええっ!4~5mもある枝まですいすいと

大人の大胆な行動は、子ども達のこころを広げてくれたことでしょうね。

集合写真。2時間余りでしたが、みんな、兄弟~家族みたいになっていますね。

みんな、とても、たのしい体験ができたようです。

おわりのかい。みんなで片付けをしました。すべてを元通りにして、来た時よりも美しくして、引き揚げます。

借りていたこの地区の集会所で足を洗わせてもらったり

休憩させてもらいました。

 

この日、何組かの家族が都合で来れませんでしたが、次の機会にはきっと、来れますように。