昨日、いいお天気の中でジャム作りをしました。

材料は、桑の実です。桑の実は一度に熟すようなものではないので、熟した実をひとつ一つ、摘み取っておきます。そうしないとやわらかく熟した実は落下してしまうので、手間がかかります。世話のかかるジャム作りです。

だから、熟し始めてからそれまでに摘み取っておいた実を冷凍室にストックしておくことになります。一週間ほど前から、近くのメンバーが交替しながら収穫し、この日を迎えました。

今年は、約2週間ほど桜の開花が遅れ、桑の実の出来具合も心配しながらの取り組みになりました。その結果、やはりやや少ない目の収穫量でしたが、しかし、ほぼ昨年近くの収量を確保できました。イベント当日に近づくにつれて、一日の収穫量も増してきていました。(このイベントは平日の午前中に実施しました)

本番当日の桑の実の収穫~これは、まだ、収穫したことのない遠方の方に体験してもらいました。

ジャムづくりの流れの説明の後、取り掛かりました。

三温糖と精白糖の二種類の砂糖を使って作ってみました。

パンにつけて、試食。

美味しいジャムを楽しむことができました。

子育てに取り組むNCEGがジャム作りをするのは、なぜなのでしょう?それは、子どもたちが育つにふさわしい家庭とはどういうものなのかをとらえなおすという目的があるからです。欲しいものがあればすぐにスーパーマーケットに行き、お金を払って手に入れる「便利さ」の中で私たちは暮らしています。しかし、自分の手でできることまでスーパーに依存してしまっていないだろうかという疑問と向き合うと、様々な問題が見えてきます。

タケノコ掘りをしてタケノコが食卓に並ぶ、お月見の団子を親子で作ってお月様が見える縁側にお供えする、ちまきや柏餅を作って子どもの日を過ごす、森の中から集めてきた素材でクリスマスリースを作って部屋に飾る・・・・・こういうことを親子で行えば、楽しい家族の時間が持てるのです。子どもたちは親子で過ごせた喜びの中に、知らない間にたくさんの大切な力を身に着けていけるのです。人として必要な諸々の能力です。教科学習などの土台にもなる力です。

機会があれば、ぜひ、スーパーに寄りかからない暮らしを、時々、実践してみませんか。それが子どもを豊かに育てる家庭の本来あるべき在り方ではないのでしょうか。

=感想文=

tnさん
マルベリージャム作りに参加をさせていただき、ありがとうございました。
今年は桑の実、色づくのが遅く、収穫量が少ないのではと心配をしましたが、本日の収穫も沢山で 大満足でした。
収穫後、ジャム作り。最初水分が多いように感じましたが、おいしく仕上がりました!火加減や砂糖の量、昨年のジャム作りを思い出しながら、時間の経つのを忘れていました。
無農薬栽培の桑、レモン。それを使わせてもらいジャム作り。貴重な体験です。
W先生、ありがとうございます。

先生のお話にもあった買うのでなく家庭で子どもと一緒に作る。こういうことをもっと意識しながら生活をしていきたいと思います。
桑の若葉をわけていただいたので、桑のお茶を作り、皆さんで飲みました。飲みにくいかなと不安でしたが、美味しかったです。
今回上白糖と三温糖の二種類を使用しましたが、来年はどんな感じでと、来年の事を考えて、楽しみにしています。
事前の収穫、買い物なども皆さんで協力をして当日も手際よく、みなさんありがとうございました。
お天気にも恵まれ、楽しい時間を過ごさせてもらいました。

kbさん
今日はありがとうございました。
初めて桑の実を収穫して、ジャムを作りました。

こどもが居たのと、長い時間立っていられず座らせていただきあまり作業できず、お任せしてしまいました。ありがとうございます。皆さんが各ご家庭で手作りをされていること等聞けて、私も今年はやってみようかなと思いました。

しょうぶは毎年買っていたのでそういうものと思って何の疑問も持ってませんでした。自生してるなんても思ってなかったので来年は取りに行けたらなと思います。

こどもが気に入ったお茶とレモンありがとうございます。
事前の準備から色々ありがとうございました。
楽しい時間でした!

azさん
今日も お疲れ様でした。
様々な 前準備ありがとうございました。

美味しい美味しいフレッシュジャム☆
家族で いただきました。
娘は 口の中が紫色になるヤツやなぁ~と、去年を思い出したようです。

実際に収穫して作るのは本当に手間です、、、。
手間を惜しまず作業する事が当たり前なはずなのに、ついつい便利な方に向かってしまいます。
今年も先生が剪定などをして管理して下さったおかげで、貴重な桑の実を、一粒一粒を大切に収穫、調理して、皆でいただく事ができました。
感謝して いただく!
この当たり前を、日常でも子どもに しっかりと話ながら食卓を囲んだり、生活していきたいと改めて 思いました。

美味しく楽しいひとときでした。
ありがとうございました。

hrさん
今日は、マルベリージャム作りに参加させていただき、ありがとうございました。

桑の木を見るのが初めてで、葉に隠れるように、鈴なりに成っていたマルベリーにワクワクしながら、今日の熟れた実を摘ませていただきました。
完熟のものはポロッと取れて、熟れきってないものはポロッと取れない。という事を体験から知る事が出来ました。

軸を取る作業に指が染まるほど鮮やかな果実を、触るのは子供の頃なら母に怒られそうなイタズラをしてるみたいで、ドキドキして楽しかったです。
お日様の下、みなさんとおしゃべりしながら、ジャムにしていくひと時もほんとに楽しく、普段では出来ない貴重な経験でした。

そして、美味しいパンと桑の葉茶、ほんとに美味しかったです。ありがとうございました。

数日前からの収穫や前準備、コンロやお鍋、オタマやヘラなどのいろいろなものを整えていただき本当にありがとうございました。

学校から、帰ってきた子供達とお味見をすると、美味しい!!けど不思議な味!!
一緒に作ってみたかったなぁ!!
と言っていました。

売ってる物ではなく、自ら無農薬で育て、収穫して作っていく。という事がなかなか出来ない、今の生活環境ですが、こうした経験をいつか子供達と一緒に出来れば良いなぁ。と思いました。

今日は本当にありがとうございました。

ynさん
父の実家が昔、カイコを飼っていました。小さな小さな記憶の中にある、カイコが桑の葉を食べてる音が怖かった事を、先生と語りながら、桑の実をとりました。
人工では味わえない自然の甘みを子ども達も一緒に楽しませていただきました。

桑の実ジャムに関しては、去年に続き、私が一番楽しみにしているイベントです。
少しでも、子ども達の記憶に残ればいいなー。と参加させていただいてます。

鍋や、道具にまだまだ研究の余地はあるなー。とおもいました。

皆さんと一緒に、楽しい時間を過ごさせてもらい、心も満腹になりました。

先生、sさん、ありがとうございました。
また来年もお願いいたします。
マルベリージャム作りは、私のライフワークにしたいと思います。

不手際があったかと思いますが、お許しくださいませm(__)m
ありがとうございました。