2016年のお月見会が9月11日予定通りに行われました。今年のお月見会は、さまざまな体験を取り入れて行われました。


そのひとつは、お団子につけるきな粉作り

また、団子をのせる皿も竹で作りました。

(また、スタッフが竹のスティックもナイフで制作しました。)


特に、きな粉作りは、焙烙鍋(ほうろくなべ)で煎った大豆を全員で石うすとすり鉢を使って作りました。

石うすは使える状態のものが一台しかなかったので、参加者50人がしっかりと体験できるようにと、前々日から始めました。(前日までに29人、当日21人が体験)






挽いていると、きな粉が上下の臼の間からあふれてきます。

なんとも香ばしいいい香りに驚きました。




皿は、竹を半分に割り、それを一節分、のこぎりでそれぞれ自分で、切りました。









どの体験にも、女性スタッフが親切に見守り、アドバイスをしてくれていて、好評でした。

(当日までにスタッフ自身が体験を十分にしてアドバイスできる技量を身に着けて備えました)




9/11

当日の朝、まだ、体験していない主に遠方の方々が早くからnagomi gardenに来て、すぐに活動を開始しました。

























予定していた9:00きっかりに全員が集まり、開会しました。








お月見のいわれなどのお話をしてもらいました。

説明に備え、たくさんの絵本を資料にして準備してきてくださったそうです。








いよいよ、作ってきてくださったお団子をいただきます。

この団子は、団子づくりチームが昨年のレシピをさらに発展させて作ってくださいました。

とてもやわらかくておいしいお団子で、子どもたちはおかわりしたそうです。

(そのレシピは、9/15用に配布してくれました)












もちろん、みんなで挽いたきな粉をまぶしていただきます。作ってくださった竹のスティックで食べました。





















続いて、小学校4年生の理科で月の学習をしますが、その内容をもとに月のお話をしてくれました。



月のあの模様のこと。月の大きさ。月は自分で光っているのではないこと。月の満ち欠けのことなどです。しっかりと話を聞けていました。




そのあと、みんなでお月見にちなんだ歌を歌いました。

「つき」と「うさぎ」です。










最後に、NCEGの主題歌「少年少女冒険隊」の歌と振り付けも練習しました。

この振り付けは、プロジェクトチームが歌詞の内容と子どもたちの発達を考えて、創作したものでした。それをラインなどで動画にしてみなさんに事前にお伝えしていたのですが、本格的に練習をしたのは今回からです。子どもスタッフとお母さん方がお手本を見せてくれて練習しました。








そのあと、nagomi周辺の秋の野草を観察して終わりました。











ハギやススキを採れたらよかったのですが、まだ、花を見られませんでした。















今日の体験を本当のお月見の9月15日にみんなのお家で生かしてくれることでしょう。






~次のブログは、この日の感想文です~