こどもの日にちなんで粽をつくりました。

和歌山ですが、私の周りはちまきよりも、柏餅なのです。

しかし、粽を作る素材は豊富にあるし、粽になじみが乏しいから、あえてちまき作りをしようと決めました。


まったくわからないことは、学ぶところからはじまります。

かつらぎ町に住むスタッフのお母さんが作ったことがあると聞き、早速、作りながら教えていただけました。

その粽を基にして私たちでさらに工夫できるところはないか、検討していきました。

ちまきに使う粉は、上新粉がいいのか、白玉団子粉がいいのか、それに豆腐を加えるか加えないか


また、粽を包む素材は、ダンチク、笹、葦の3種類で調べました。


そうして、今回のちまき作りに必要なものが決まりました。


参加申し込みが多く、最終、50人を超えてきました。

それぞれ家族単位につくるので、粉の計量をして当日、受け付けですぐに渡せるようにしました。


粽を包む素材は、今年は、葦にしましたが、当日の朝、採取をしている間がないので前日採り、一枚一枚洗って乾燥しないようにして保存しておきました。


もう一つ、大きな取り組みが今回、行われました。

それは、当日の役割分担です。これは、ライン上でおこないました。

先に必要な役割を決めて、皆さんに提示しました。

次に、立候補したい役割にラインの画面上に立候補したのです。

すると、驚くことに、約20分で埋まってしまいました。


私は、参加者のこの意欲に感動しました!自分から、どんどん引き受けようとする人たちにNCEGは包まれているということを大げさではなく、本当に実感できたのです。


最後に、当日を迎えるまでに新しく造り上げたのが手洗い場の増設です。

これまで、一つしかなかった蛇口を+4口しました。知り合いの職人さんの好意のおかげです。

(この蛇口をさらにセンスアップしようと、流し台プロジェクトチームが立ち上げられて現在活動を進めています。)


=当日の様子です=



あいさつ


まずは、みんなで手洗いします。nagomiには、井戸しかないので、軽トラで運んできた水道水で二度洗いました。



ちまき作りの説明をNさんにしてもらいました。







みんなも教えていただいたように作ります。


お母さん方もみんな、初めてなので真剣です。




こねるの、楽しい!!






見ている子どもも、「見るという体験」をしています。


自分でやってやろうと意欲的な子どもも


葦を使って包んで、シュロの葉を割いて作ったひもで縛ります。








こういうのができました。


できたちまきは、茹でます。

一人ひとり、見分けがつくようにマーキングして大なべで煮ました。



みんなの出来栄えに感心しながら



できたね。


おいしそうなのができたよ。







楽しかったね。







さあ、次は、食べてみましょう!!









大人もこどもも、いいお顔






ほんとにおいしいと大評判でした。


食べている間をつかって、こどもの日に当たってお話ししました。

児童憲章のことや子どもの権利条約のおはなしなどです。


続いて、粽のいわれなどをAさんが用意してきた写真などを見せながら説明をしてくれました。


吹き流しの色のことなども


粽という漢字のお話もしてくださいました。

とてもよくわかるおはなしでしたね。


次に、みんなで歌を歌いました。

「せいくらべ」と



二人の方が演奏


「さんぽ」です。


楽しい、おいしい「ちまき作り」になりました。