~リース作りの折り、お味噌汁を温めるために炭をいこしたのですが、その時に用いた火吹き竹が小学校の5年生の子どもたちに大変受け、「自分の火吹き竹を作ろう」ということになりました。そして、今日、寒風の強い中でしたが、みんな、集まって来ました~
みんなが、初体験した数々の作業を順に見ていきます。
竹を切る~手入れのされていない竹藪は、入って行くのは障害物走並みwでした。
節のすぐ上のところを鋸で切りました。気持ちよく切れました。
切った竹を藪から外へ
この藪から自分の竹を運び出します。最初にNさんが上手に隣の畑に出しました。
みんなも、それに続いて運び出しました。
竹を運ぶ
長い長い竹を各自1本ずつ、私たちの基地まで運びます。切った根元の方をつかんで、引きずりながら運ぶとスムーズに運べます。逆向きだと、引っかかってうまくいきません。2年生のTくんも長い竹を運びます。
火吹き竹に使う竹を適当な長さに切る。
どこからどこまでを使って、火吹き竹にするか~自分で決めます。
竹は、丸いので協力しながら切ります。きれいにスパっと切るのはなかなか難しいことも分かりました。
節を抜く
途中にある節を抜きます。鉄筋をつかって、ハンマーで抜くのですが、どの程度、節が取れているのかは、鉄筋の当たり具合で感じとりながら、進めます。
穴を開ける
錐を使って、穴を開けました。しかし、それでは少々小さいので、少しずつ、大きくするのに太めの釘などを使って適当な大きさの穴にしていきました。これが意外にもむずかしく、慎重にしていても大きくなりすぎてしまうこともありました。(NCEGの体験は、電動道具は控えます)
MY HIFUKIDAKE
試し吹きw
焼き芋中のたき火に向かって
みんな、自分の火吹き竹で火を起こしてみます。
見事に、炎が上がっていきます。満足!満足!!
何度も何度も、その重宝さを味わっていました。
この後、火吹き竹の水分や脂分をたき火の熱で浮き出させ、布きれで拭い取っていきました。みんな、自分の火吹き竹をとても大切に扱っているのがわかり、うれしく思いました。
★すべてが初めての体験でした。そうそう、竹藪に入るのも初めてのことだったようですよ。帰るときには、みんなマイ火吹き竹を誇らしげに背負っていました。
★みんなのからだの中には、この日を待ち続けていた「芽」があったのですね。その芽をやっと、出せる機会が今日きたのです。だから、体験しながらどんどんみんなの表情は活き活きとしていきました。これは、いつも言っていますが、本当に不思議なくらい素晴らしい真実です。
★みなさんも様々な体験にチャレンジしてみてください。自分の体の中に待ち続けている「芽」があることに気がつきます。その芽を芽吹かせてやるととても心地よくなり、自信が湧いてきますから~。
※なお、この日、素晴らしい出来事が他にもありました。
二人の中学生が参加していたのですが、彼らが中心になって、いつも親切に私たちの活動のために竹をくださっているこのⅠさんの竹藪を手入れしてくれたのです。この記事は、明日、アップします。中学生の素晴らしいエネルギーに感動する出来事でした。どうぞ、ご期待ください。