花びらを持たない植物は、あまり魅力的とは、言えないかも知れません。第一、素敵な色の花弁がないのですから。しかし、それは必要性がないからですね。花弁で昆虫たちを誘わなくても受粉ができる方法を持っているからでしょう。今日のイネ科はその仲間ですね。風によって花粉を飛ばし、受粉させるという植物たちです。


このイネ科の植物は背が低いです。



コブナグサと言います。



イネ科の植物の同定は苦手ですが、これだけは解りやすい。

葉が、イネ科の植物にしたら、短くて幅が広い。



葉のつけ根は、茎を抱いて毛も多い。

縁が色づいているものが多かったです。



穂は、まとまっていて可愛い。



茎の節から次々と穂をを立ち上げてきます。



コブナグサの名は、葉の形が小鮒に似ているからついたそうです。


イネ科の植物の雄しべや雌しべを観察しましょう!

花弁がない花ですが、ちゃんと雄しべや雌しべがあることを確かめておきましょう。ルーペを使ったらよく分かります。