★野の草が人々の暮らしと密接な関係にあったことを教えてくれる植物がたくさんあります。
この植物もその一つ~
タンキリマメです。
ヤブツルアズキ・ヤブマメなどと同じようにつる性のマメ科です。
花は、黄色
毛が多い
実もできています。
2個ずつ入っています。次第に鞘が赤くなっていきます。
熟すと、真っ黒でつやのある実が爆ぜた鞘にくっついた状態で剝き出します。
★名前の通り、薬として使われたのでしょう。野草には、漢方薬などとして使われて来たものがたくさんあります。私などは、子どもの頃によく煎じて飲まされた薬草などがありましたし、そういう思い出も数多いです。最近は、野草のそうした活用は少ないのかもしれませんが、植物と人間の長い関係に思いをはせるのもいいのではないでしょうか。おじいちゃんやおばあちゃんがいれば野草が暮らしに生かされていたようなお話を伺えるかもしれませんね~