初夏に白い花をつけていた枝先に





、見事な赤い実が



スイカズラ科のガマズミです。



背があまり高くならないので目につきやすい木です。



実は、つやがあって光っています。



今はまだ酸っぱいですが、冬に入るとやや甘味が~



葉の表面は、葉脈により凸凹しています。



対生しています。





果実酒などに使われますが、漬けておくと美しいワインカラーの果実酒ができます。


この赤い実を見ると、里山に秋が来ていることを実感します。


★実を見たら、雌しべの跡を確認しましょう!

このカマズミの実を見たら、実の真ん中にポチッと出た色の違う箇所があります。これが、雌しべの花柱の落ちた跡なのでしょうね。これから、いろいろな美味しい果実が出回りますね。その実のどこに雌しべが着いていたのか、気をつけるようにしましょう。「花から実へ」を想像しながらいただきましょう。私たちが生物(植物)の命をいただいていることを実感することができます。私たちは、つねに自然界の恩恵の中でこそ生きていけることを知るのです。