ノグルミを見に行ってきました。


マツボックリのような形の堅果を着けます。



この堅果は、雌花が熟したもの



薄くて先がとがった鱗片が取り巻いていて、触ると痛いほど!



それで、別名をサルノクシ(猿の櫛)と言います。



マツボックリもそうですが、この鱗片の間に実が入っています。

堅果を逆さにして振ると~



軍配のような形をした実がポロポロと落ちてきました。

雌しべの二つに分かれた柱頭が残っています。また、実の周辺には翼がついています。



葉は、奇数羽状複葉

葉の周縁には鋸歯があります。



樹皮は浅く裂けています。



しかし、若い枝は全く違いますね。鹿の子模様



このノグルミの堅果は、リース作りの素材に毎年いただいています。



クルミ科ノグルミ。

クルミと言えば、あの食べられるオニグルミを思い浮かべますが、サワグルミやこのノグルミは全く、食べられるような実にはなりません。


リース作り

NCEGでは、11月~12月にリース作りをしています。すべて自然の素材を用いて、大人が集まって、思い思いに楽しく作っていきます。素材を集めるのも楽しいもので、その日まで自然観察を楽しみながら、常々、集めておきます。みなさんも、今から、準備なさいませんか~、ぜひぜひ!