「たで食う虫も好き好き」という ことわざがありますが、

            そこでいうタデは このタデです。

(イヌタデなど他のタデでは、このことわざは成り立ちません)



種名はヤナギタデ。


このヤナギタデの名前の由来は

葉が、ヤナギのように細いということのようです。



その細い葉を取って噛んでみてください。


とても辛ーいっ!!

そんなに辛いのに~ということであのことわざがあるのでしょう。


↳人の好みというのは、それぞれであるという意のことわざに。



お刺身のツマにも使われるとか~(栽培用の品種もある?)



ヤナギタデは別名、ホンタデとかマタデとも言われます。タデにもいろいろあるけれど、これこそ本物のタデということでしょう。

(一方、見かけはこのヤナギタデそっくりのタデで、葉を噛んでも辛みのないのがあります。それはボントクタデと言い、役に立たないという意味が込められているようです)



ヤナギタデの花は、白~ピンク  かわいいです。

これは花びらではなく、萼で、4~5つに裂けています。



花が一面に咲いていると、辺りがピンクの靄がかかったよう~



耕作していない田に生え広がっていました。


味わう」

五感の一つです。ただ、よく分からないものを口にするわけにはいきません。しかし、分かっていれば、ぜひ、味わってみましょう。味わうと決して忘れることがなくなります。