矢筈(やはず)のことを先日のヤハズソウの葉を使った草遊びで記事にしました(9/14)が、今日は、鏃(やじり)の葉を持つ植物です。


あなたの周辺では、稲刈りは、もうすみましたか?私の村は、海に近く、用水が最後に入る位置にあるので、稲刈りも、最後になります。その田んぼの稲の株元に




オモダカです。素敵でしょう~



毎年、この田には、いく株も生えますが、他の田では見かけません。


白い花は、3枚の花弁。オモダカ科オモダカ。




葉は、こういう鏃(やじり)の形になっているのです。






オモダカと同じ仲間の植物でみなさんよく知っているのが



「クワイ」
です。


オモダカも、クワイと同じように根の先に球根(塊茎)ができます。


私は、水辺のビオトープにオモダカもクワイも植えています。


~自然観察をしながら~

稲刈りのすんだ田には、オモダカが残されているかしら?探してみてくださいね。

オモダカの名前の由来は、「面高」から来ているそうです。葉を顔に似ているとして、その人の顔に似た葉を高く伸ばすことからつけられたそうです。顔のことを「面」ということなどを話してやりましょう。この葉を顔に見立ててみましょう←やれますか~楽しい想像ができそうですね

「矢筈」や「鏃」という語彙を子どもたちに増やしてやれますね。

「クワイ」をお正月に食べる謂れなども伝えてやるのもいいのではないでしょうか。