縄文柴犬の琴を連れて、畑に向かっていると

大きな蛾が、私の目の前まで来て、横切りました!

「うわあっ、おおきい!」

翅(はね)を動かすと、風が起きたようにホントに感じました。



すぐに稲の葉にとまりましたが


大きいので葉は、当然、折れ曲がっていきました。



もっと、よく見せてもらおうと思い→



→稲の葉を持ち上げたら、「あっ!」

飛んでいってしまいました。


この間、わずか30秒ほどのことでした。

それにしても、おおきかったなあ~。羽化してすぐのヤママユだったようです。


★ヤママユは、その名の通り、繭(まゆ)を作ります。クヌギやコナラなどのブナ科に産み付けられた卵から孵った幼虫は、ブナ科の葉を食べて成長し、繭を作ります。その繭は、緑色がかったカプセル形をしています。繭の中で幼虫からさなぎになり、やがて羽化します。この蛾は、さなぎから後は口がありません。退化してしまっているのです。幼虫の時に得た栄養だけで生きているのだそうです!


~ってことは、この翅を動かしているのは、捕食のためではなく、生殖のためってことですね!


★ヤママユのまゆから取れる糸も、絹糸ですね。