里山のため池でよく見かけるトンボが何種類かいます。

しかし、私は網を使って捕らえないので特定できずにいましたが、昨日、そのうちの1種が岸辺の枯れた笹の先にとまっていて、写真が撮れました!



腹部が黒で黄色い紋がついています。



池の岸辺に近い水面の上を行ったり来たり



時々、水中から突き出ている枝状のものにとまっていることもあるのですが、飛んで来る他の個体を追い払うためにすぐに飛び去るのです。



腹の先の膨らみ~ウチワヤンマのようですが、うちわが小さいです。

タイワンウチワヤンマだと解りました!!!




このトンボ、複眼の眼がヤンマのように左右がくっついていません。




名前にはヤンマとついていますが、ヤンマではなくサナエトンボ科のトンボです。


このトンボ、年々、分布域を南から北へと広げているそうです。


念願が叶った!

なかなか、丁寧に見ることができず、ただ、「ウチワヤンマのようにお腹の先が他のトンボとは違って、大きくなっているなあ~」「でも、ちょっと違う感じがする~」と思いながら、ずっと、飛ぶのを眺めていましたが、昨日、やっと、この個体が撮影できました。見つけた時は、チョウなどを写す時と同じように、まずは、一枚、写します。それから一足一足、近づきながらカメラにおさめていきました。帰宅して、その写真を見ながら同定できた時には、すっきりです!!これからは、このトンボの飛ぶ姿を違った気分で見つめることができます。