みなさん、台風の被害はなかったでしょうか?台風の最中に東北では地震も!

日本は、自然災害にひんぱんに襲われる国なのだということを今更ながらに感じます。






生石山の野草の三番目は、ギボウシです。


オオバギボウシです。トウギボウシとも言います。



ギボウシは、漢字では「擬宝珠」です。橋の欄干にあるあの飾りから来ています。

つぼみの形が似ているからですね。



雄しべが6本あります。




薄い紫色の花びらが美しいです。



ユリ科トウギボウシ(オオバギボウシ)。葉が大きいですね。



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生石山には、もう一つのギボウシがあります。


葉の小さい、コバギボウシです。



花の色が濃いですね。



背丈は、上のオオバギボウシと比べると明らかに低い。約4~50cm


花の中に見える濃い紫の筋がきれいです。



コバギボウシは、オオバギボウシのような花の乱れがないように思いました。

生物の名前から語彙を豊かに

ギボウシという名前を聞いた時に、私は、あの欄干の大きな柱の上についている飾りのことを 擬宝珠ということをまだ知りませんでした。父は、この植物を前にしてこの蕾を摘まみながら「これに似たものが牛若丸と弁慶の五条大橋についているでしょ」と言いながら「 擬宝珠」(ぎぼうし)という言葉を教えてくれました。生物には、こうした他からとってきた名前が多いので、ぜひ、子どもと一緒にorお孫さんと一緒に自然体験をしながら語彙を豊かにしてやりませんか~。