おはようございます。

雨を始めとした様々な被害が心配です~

どうか、みなさま、お気をつけてください。


生石高原にはキアゲハが何匹も飛んでいました。



初めに見かけたその個体は、「うん?」「何?」



羽の裏側に赤茶色のものが~



「赤茶色」=多分、オニユリの花粉でしょうね


黄色い部分が大きい

それに羽も傷んでいます。羽化してから、ずいぶんになるのでしょうね。


子孫は残せただろうか?

キアゲハとアゲハはよく似ているのですが、こうして間近にして見ると、その違いが解りました。それは、黄色と黒の模様がありますが、その黄色の一つひとつの面が広い。もう一つは、前羽のつけ根にある黒い部分が大きいことです。

私は、これまでは、黄色い色が濃いのがキアゲハだというような漠然とした見方しかできていなかったので、ときどき、自信がない時がありました。しかし、これで間違うことがなくなりそうです。~ただし、今回のようにしかとその姿を見させてくれたらの話ですが~


前羽のつけ野の黒い部分

蝶の姿から

この蝶の姿を見ながら、この蝶が生まれてからここまでどのような出来事に遭遇してきたのかを想像してみたらどうでしょう?昆虫たちが生き延びることの大変さを考えるいい機会になりますね。生物相互の関わり、生息している里山という環境、そして、人間のあり様にまで~



別の個体。こちらは、羽の痛みが見られません。