白い花の中ほどは、真っ赤!可愛い色の取り合わせ




でも、なまえは 「ヘクソカズラ」~ご存じの通り、この草の匂いからつけた名前です。




花の白い所を見ると、小さなつぶつぶになっていることが分かります。




つぼみは、こんな袋に包まれています。




ヤイトバナという別名は、花が、もぐさに火が点いた様子に似ているからでしょう。また、もう一つの別名、サオトメカズラもこの花のかわいらしさからつけられたのではないでしょうか。



葉は、対生しています


実ると、金茶の丸い玉になり、リース作りの材料などによく使います。

どうも、この別名の方がこの植物にはふさわしいように思えてなりません。




自然体験で語彙を豊かに


・さおとめ⇒早乙女「稲を植える若い女性」のこと。「さ」は、「さなえ」などにも使われていて、神様にお供えするいねのことなんだって~

・やいと⇒おきゅう ヨモギの葉の毛を集めて作った「もぐさ」に火をつけて、つぼを熱で刺激する治療なんよ~

・・・・・・・・・などなどと、悪戦苦闘しながらでいいとおもいます、自分の知っている範囲のことを子どもに語るのです。


生物の名前と実物の生物を見ながら、納得していく過程で、語彙が豊かになっていきます。名前だけでなく、それにまつわる話などを交えていくと、話す人の人柄や価値観までも、相手に伝えていくことのもなりますよね。