早朝の草むらに入っていくと、ズボンはびしょびしょになります。
それは、空気中の水蒸気(気体の水)が気温の変化で液体の水になり葉などに着いているからです。
しかし、これは、ちょっと、違うようです。
葉の先の方に水滴=水玉が
ほらっ、ここにも!
こっちも!
今朝の笹の茂みは、どこもここも葉先や葉の縁に水滴がついています。
これは、孔水と言われているものです。
根から取り入れた水分のうちの余分なものは、気孔という葉の裏にある唇型の二つの細胞の開くことによって排出されていますが、それ以上に水分が余った時には、葉の先や縁にある穴から出て来るようになっているようです。
早朝、笹や稲などで見かけることがありますが、すべての植物に見られるというものでもないようです。
★子どもと共に、「あれっ」と思ったことを大切にしましょう。
自然体験をしていると、知らない事ばかりだと気づきます。その知らないことを、あるいは、不確かなことをいい加減な納得づけをしないようにして、確かめるようにしましょう。大人だって=親だって知らない不思議なことだらけの自然に対して、子どもたちは、一層、興味を抱くに違いありません。そして、一緒に、ふしぎがったり、おどろいたり、感動したりしながら自然体験を楽しめたらいいですね~。