林の下のあまり日当たりのよくないところですが、コクランが咲いています。



花の色は、濃い紫色~色が濃く、黒っぽく見えるので黒蘭(こくらん)なんでしょうね。



里山には、ラン科の植物は少ないですが、このコクランだけは、今もあちこちに見えます。



ただ、このランは、根が浅いので、イノシシなどが通った後でしょうか、掘り出されてしまっているのを見かけます。



小さくて目立たない花ですが、いっそう、美しく見えました。











明日、ルーペを持って行って、花をじっくり鑑賞してきます。


梅雨の季節。気候について学べるいい機会ですね。


日本の天気に大きくかかわっている気団(太平洋気団、オホーツク気団、揚子江気団、シベリア気団など)がそれぞれ違った性質で、それらが押し合いへし合いして季節ができているというような基本的なことから学べたらいいと思います。


また、性質の違う気団がぶつかり合うところには前線ができ、天気が悪くなることも。


この梅雨の時期は、太平洋気団(暖かく湿った空気のかたまり)とオホーツク気団(冷たく湿った空気のかたまり)のせめぎ合いで梅雨になることを天気図を見ながら親子で学びあえたらと思います。


あすは、「ハチドリみたいな」です。