近くの幼稚園に届けたいものがあって、里山に入っていたら、見たことのないものがあります!カメラを近づけても、なかなか動きません。



黒地に白い棘。でも、これは棘でなく、模様なのです。

クズの葉の上にいます。目立ちますね。



ビロードハマキという蛾だと解りました。




初め、頭だと思っていた方がお腹側だった!

動き出してやっと気づきました。



なるほど、触覚もあります。



翅の裏は、オレンジ色に黒い斑点です。


ハマキガ科の幼虫は葉を巻いて、その葉を食べて育っていくのだとか~。その幼虫のことを「葉巻虫」などともいうらしい。


先日、近所の幼稚園へ行ったら、年中の子どもが寄って来てくれて、「男先生~、これなあに?」って指さして見せてくれたのは、サクラの木の幹から出ているヤニでした。その男の子は「たまごかなと思った」と。

ゼリー状のヤニが卵に見えるこの子は、これまでに様々な自然体験をしている子どものようです。そういう背景があるので、ちょっとしたことにも、気がつく力が備わっているようです。





あしたは、「今年もよく実りました」です。