私は、毎年、春の初め~そう、ようやく春になろうという頃~、暖かい日があって乾いた陽だまりに羽を広げているチョウを見るのを楽しみにしています。

とくに、ルリタテハの瑠璃色を見るのを楽しみにしているのです。昨日、今年初めてそのルリタテハの姿を見つけました!!!

ルリタテハは、成虫で冬越しするので春の初めのルリタテハの羽は、傷んでぼろぼろになっています。

しかし、今年は、見ることが叶いませんでした。 




少しずつ、そうっと、近づいて写真に撮ろうとしています~




あざやかな 瑠璃色!



池の畔の釣り人達がゴミを投げ捨てた中に



あっ、また、逃げられた!戻って来るのをしばらく待ちます。

ようやく、別の地点で羽を休めました。この真ん中に羽を閉じているのが解りますか?羽の裏は、こんなこげ茶色なのです。





自然体験を重ねているうちに、いつの間にか自分のお気に入りができています。植物でも、昆虫でも、鳥でも~

そして、その生物に今年も会えるのを心待ちにしています。


自然を身近なものにして暮らしていた時代の人々の心にも、きっと、そういう生物たちへの気持ちがあったのではないでしょうか?それは、大変、心地のいいものですし、豊かなもののように思います。


家族そろって、時間があれば近くの公園でもいいですから、木のあるところ、草の生えているところに行ってみてください。よくよく見れば、必ず何か発見があるものです。生物とつながりのある暮らしをぜひ私たちも取り戻しましょう。