とても広い隣の畑は、耕作放棄地になっていますが、持ち主の方はたえず、大きな機械で耕しにいらっしゃいます。その合間を縫うように、今、その畑にイヌタデの花が咲いています。




ベニシジミも見えますね。




しかし、この花=米粒状の花がたくさん集まっていますが、花弁ではなく、萼なんだそうです。開いているのはわずかですが、萼そのものがピンクなので常に花が咲いているように見えます。




葉には、逆八の字の黒い模様があります。




茎は、赤い。

イヌタデには、苦みはありません。




イヌタデを見たら、こんなことを子どもに話してやりませんか~

「蓼食う虫も好き好き」の意味を話してやりましょう。

しかし、このイヌタデは辛い味はしないことも確かめてみましょう。辛いのは、ヤナギタデでもっと後に花が咲き始めるタデです。こちらを食用にするのです。

イヌタデは食用にもならない、役に立たないという意味で「イヌ」を名前に付けられたタデなのです。


「赤まんま」~この花を集めて、ままごとあそびに使えますね。