F小学校 Yさん
「生活科で草花遊びをして」
短い時間だったのですが、ねこじゃらし(エノコログサ)でじゃれあい、カタバミをさわって遊びました。カタバミの種が飛び出ると、とっても喜んでいました。
帰りの会に今日の出来事で「話したいことコーナー」があるのですが、
「種が飛んで面白かった」
と言う子がいました。
また、カタバミを持って帰った子もいました。
子どもたちの反応の大きさをとても嬉しく思いました。
今日は、まだ、子どもたちが満足できるほど充分には、遊べなかったので、また、次の草花遊びを計画しようと思っています。
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私自身は、田に囲まれたところで育ってゲームも持っていませんでした。遊び場は、もっぱら、田んぼや畑だったので、草花遊びは当たり前だったのです。
今日の子どもたちの反応を見て、住んでいるところが田舎であったとしても、草花を使っての遊びは経験していないのだということを今更ながらに感じました。
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Yさんのメールより
このYさんのクラスの子どもたちのように子どもたちは、自然体験が大好きですね。そして、その機会を待っています。
それは、きっと脳の発達や心の発達が培われる活動だからだと思います。
このYさんの実践を例に、
子どもたちの自然体験3つのポイントを提案します。
そのひとつは、一つでいいので子どもたちに体験させたいもの=この場合は、カタバミの種飛ばし~を持って出かけるのです。
ふたつめには、子どもたちの側から生まれてくる活動=この場合は、ねこじゃらしでじゃれ合う~を先生も一緒に大いに楽しむことです。
最後は、出かけて行った時の子どもたちの発見については、大いに共感して受けとめること。また、子どもから出されてくる疑問に対しては、すぐ答えられなくても、持ち帰ってひとつでいいから何とかして、次回までに子どもと一緒に解決することです。
こうして、子どもたちの自然体験を実現させましょう。きっと、子どもたちの瞳は輝き、楽しい活気あふれる授業になります。自然体験をすると、五感の働きが刺激されるからでしょうね。また、表現力なども著しく伸びて驚くばかりです。
当然ですが、クラス作りにも大いにプラスになります。
ぜひ、子どもたちに自然体験をさせてやりましょう!