いい香りのモチツツジのことを書きました(5/11)が、里山では、ツツジと言えば、もう一つ赤い花のヤマツツジも咲いていました。
そして、今、同じツツジ科のネジキが花期を迎え始めました。
花が咲くと他の木との見分けが確実につくので、確かめてみたら予想以上に、山のそこここに、生えていることが分かりました。
名前の通り、幹がねじれています。
すぐ近くに、これまた、ツツジ科のシャシャンボが生えています。シャシャンボはあのブルーベリーと同じ仲間で、美味しい実をつけ、昨秋も楽しみました。(シャシャンボはまだ咲いていません)
ところが、このネジキの方は、有毒なんですって!!!
ツツジ科で有毒なのは、アセビ=馬酔木(奈良公園が有名)が知られていますが、それと同じです。~私は、実ができたら食べられるかも知れないと楽しみにしていたのですが~
花は、ドウダンツツジやブルーベリー、アセビなどと同じように下向きに垂れ下がっています。
下から覗くと
やはり、口にするときは、どんなものでも、ご用心!ご用心!
ただ、だからといって自然体験に対して消極的にならないようにしましょうね。
同じ科であっても、様々な特性を持った種があるこの生物の世界が見えてきます。それほど自然は、豊かさをもっているのですね。