山道にアオスジアゲハがいます!鮮やかな水色が目立ちます。
このチョウは、素早く飛び回るためになかなか写真に納まりません。
あれっ、変です!逃げません。
死んでいたのです。
これは、羽の裏側です。
■□■□ アオスジアゲハの思い出 ■□■□■□
アオスジアゲハは、私にチョウなどについての新しい見方を教えてくれたチョウでした。
私は、アゲハと言えば卵を産み、孵って来た幼虫が食べるのはミカンの木に決まっていると思っていたのです。
ところが、ミカンに卵を産まないアゲハがいる!
それを教えてくれたのが、このアオスジアゲハでしたし、もう一つは、セリの仲間を食草にしているキアゲハでした。
アオスジアゲハは、ミカンではなく、なんと、クスノキでした!!!
クスノキは、高い木なのでミカンの木のようには手軽に産卵したところや、孵った幼虫を観察することができないなあ~と、諦めていました。ただ、なるほど、クスノキの周りをアオスジアゲハが飛び交っているのは、良く見かけていたのでした。
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教員になって、子どもたちと教室でいろいろなものを飼育しましたが、特に多かったのが、アゲハでした。キンカンやレモンなどを植えているうちの子が持って来て、育てていました。
その子どもたちが、ある時、クスノキの蘖(ひこばえ)に留まって産卵しているアオスジアゲハを見つけたのです。
子どもたちの目って、すごいですよ。幼虫が葉を食べ育っていくところや、その幼虫がやがて移動していく~朝礼台に留まっているのを見つけてきたり、校舎の壁に留まっているのを見つけてきたりしました。
そして、それらが蛹になるのも子どもたちと一緒に観察できたのでした!