1月19日に野生のブルーベリー~シャシャンボ~の記事を書きましたが、そのシャシャンボを知ったのは、小学校の高学年になった時でした。
私たちの小学校は、名草山のすぐ下にあります。学校には、「山の教室」と呼んでいる教室もあって、まさに名草山と直接続いているのです。
高学年になると、昼休みになるのを待ちかねてその名草山へ駆け上っていきました。そして、そり滑りをしたり、鬼ごっこをしたりして遊びました。その時に、シャシャンボが食べられることを知ったのです。
実が熟す秋以降になると、みんなが競ってその実を食べました。先日、この実を食べながら、シャシャンボと同じところに生えているヒサカキに目が留まったのです。
ヒサカキにも、実がなっています。小さい実が多いのですが、中には、シャシャンボと同じくらいの黒い実がなっているのもあります。
そこで、ちょっと、ヒサカキの実を食べてみたのです。その瞬間、「確かにこの味だ!」と、私は思いました。あの小学生だった私が食べた時に、この味も確かにあったのです。
私は~というより私たちは、シャシャンボを食べていたつもりだったのですが、ヒサカキのこの実も食べていたのです。シャシャンボの実は、甘酸っぱいのですが、ヒサカキは、少し苦いです。そして、シャシャンボを食べた後の舌は、赤紫色になるのですが、ヒサカキを食べてしまった舌は、青くなります。そういえばみんなで舌を見せ合って大笑いしたのを憶えていますが、その時のみんなの舌は、青かった!!!
今回、小学校のころの間違いを発見できました~うれしいやら~可笑しいやらですwww。
子どもは、こんな体験も含めていろいろな体験を重ねながら成長していきます。