新しい年の始まりです!わたしたちNCEGは、子どもたちが学校で楽しく学習する上でも、人格的に豊かに成長する上でも、豊富な自然体験や多様な生活体験が欠かせないと考えています。このことは、大人にとっても大切なことだと思います。


今年初めの自然体験として、春の七草採りにでかけてみませんか?

せり(セリ科)

セリは、水辺に生えています。いい匂いがします。ドクゼリに注意しなくてはなりませんが、ドクゼリにはセリのような香りはありません。また、根元が筍のような=ワサビのような太くなっています。


なずな(アブラナ科)

ナズナは、白い小さな花を早くから咲かせます。花の後には、ハート形の実ができます。畑の道などにたくましく生えています。


ごぎょう(ははこぐさ)(キク科)

ハハコグサは、銀色の葉に見えるほど、たくさんの毛に覆われています。田や畑のあぜ道に見つかります。


はこべら(はこべ)(ナデシコ科)

ハコベは、畑やその近くに生えています。花は、小さい10枚に見える花弁=実は、5枚なのですが、一枚が深く真ん中で切れ込んでいて10枚に見えるのです。


ほとけのざ(こおにたびらこ)(キク科)

ホトケノザは、これとは別の植物です。七草のホトケノザは、コオニタビラコのことで、葉が、仏壇の台座に描かれたものに似ている植物です。これも、畑や田の畔に見られます。


すずなは、蕪(かぶ)のことです。


すずしろ、大根のことです。どちらも、アブラナ科です。


春の七草を採りに行きましょう。別に七草粥にして食べなくてもいいじゃないですか~。家族で昔の人たちが行っていたことの真似をして、自然に=野草に 親しんでみましょう。なかなか、見つからなくってもいいのです。探すうちに、いつの間にか自然に足を踏み入れていることの快適さを感じるようになります。また、それぞれの生き物がそれぞれの季節をどのように生きているのかを実感してみましょう。