完璧なハートの形をしたトチカガミの葉ですが、この葉には、さらにすごい秘密があります。
葉の裏を見てみましょう。
真ん中に少し膨らみがあるでしょう。
この膨らみは、まさにスポンジ。
どうしてこんなスポンジの膨らみをつけているのでしょうか?
ここに空気をためて葉を水面に浮かべているのです。
子どものころ、田植え前になると用水路の水草が農家の人たちによって、無造作に引き上げられ、積み上げられていました。私は、その中のトチカガミの葉にスポンジがあるのを見つけて、指で押して空気が出るのを楽しんでいました。水がついているので泡になって出てきました。~こういう環境が今の子どもたちにもあるといいのですが~あの頃は、豊かだったなあ~