さて、子どもたちの夏休みが近づいてきました。夏休みは、子どもたちが自然を体験する絶好の機会ですね。


夏休み中に子どもたちに出会わせたい事の一つに、イネの花があります。学校で稲を植えて育てているのもよく見かけますが、イネの花を見る機会が夏休み中になり、うまく気づかせられないことが多いのです。ぜひ、今年は、夏休み中に花が咲いているイネに気づいてもらえるように今から作戦を立ててw臨みましょう!!


それには、今、咲いているイネ科の植物の勉強をしておくことだと思います。イネ科の植物は、いろいろありますが、今日、写真でお見せするのは、セイバンモロコシです。


NCEG 自然・子ども・教育の会


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大きくなると2mにもなるイネ科の帰化植物。
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この穂を見ると、葯がありますね~これが雄しべ

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ブラシのようになっているのが雌しべです。

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イネの花が咲いたときに子どもたちが、「あっ、イネに花が咲いてるよ」と言えるように、今から、こうしたイネ科の植物で花を観察しておきましょう!!もし、小さい花ならルーペを使って、観察しましょう。雌しべの下にある子房=実になるところ=米の部分も分かりますね。


イネの花から毎日食べている米が出来ることを知らない子どもがいないように取り組みましょう!!


《つぶやき》

暑い暑い日が続いています。7/10近畿地方では、和歌山県を除いたすべてに高温注意情報を出していると午前中の天気予報で聞きましたが、その和歌山に住んでいる私ですが、最近は、早朝と夕方しか外に出ないようにしています。まだ、私の体はこの暑さに順応できそうにないからです。みなさんも健康に注意なさってください。