ムクロジ=大変な名前をつけられている木があります。この木、先日の和歌山城での観察会でも見かけました。


この木の実は、油紙のような色の皮の中に、真っ黒な直径1cmほどの丸い種が入っています。


この実の皮は、洗濯に使ったそうです。私の祖母がそう言っていましたから、戦前までは、使っていたようです。最近は、シャボン玉をする時に、この実を知っている人は、使ったりしているようです。


洗濯やシャボン玉に使えるということで、成分には、サポニンが含まれているのですね


そして、黒い実は、羽根つきの玉に使えます。


実は、私の住んでいるところの神社に祖母たちが拾ったムクロジの大木があるのですが、今、ちょうど、去年、実った実が落ち始めています。


この木の実で洗濯した経験のある年配の方が、いらっしゃると木の在りかが分かるかも知れませんね。


子どもと一緒に、拾ってたのしいことが親子でできるといいですね。


《つぶやき》神社には、大木が多いです。だから、木の下は湿度が保たれるので様々な生物が見られることがあります。ぜひ、神社へ出かけてみましょう!