子どもたち、きっと、大喜びするぞーそんなことも、日々、考えながら、私は、学校に向かっています。


風土記の丘で、その落ち葉を見た途端、私はうれしくなっていました。そして、いそいそと落ち葉を拾い集めました。


カクレミノの葉です。


この葉=どうみても恐竜の足跡でしょう!!


私は、いたずらをする子どものような気持ちになって、朝一番に、教室に行き、入り口から恐竜の足跡を置いていこうと、一瞬、思ったんだけど、「そうか~朝は、まず、掃除があるんやった」~舞い上がっていましたね。



それで、やむなく、掃除がすんだ時に、すばやく床に並べたのです。もちろん、すぐ、子どもたち


「なに、なに、これなに?」


「うん、恐竜、やって来たんよ」


「ウオッホ ウオッホ ここから入ってきて、窓から出ていったんよ~」


「ほんまやほんまや 恐竜の足跡や~」


「恐竜の足跡にしたら、小っちゃいやん~」


そんなこと言いながら、子どもたちは、足跡の上を踏んではしゃいでいます。


そこへ、校長が入ってきて



「それなに?」


「恐竜来たんよ!」


子どもたちは、うれしそうに楽しんでいました。


その後、枝についた状態の葉を見せながら


「同じカクレミノの葉でも、3本爪のもあれば、2本爪のもあるし、円いのもあるんやね~」


と子どもたちと一緒に眺めながら、話しました。