コシロノセンダングサの仲間は、いくつもあるようですが、私の身近にはコセンダングサとアメリカセンダングサの2種類見られます。
違いは、見るからに違いますが、パーツごとに見ていきます。
花:コセンダングサもアメリカセンダングサもコシロノセンダングサ(10/14)のような花弁(舌のような形の花=舌状花)がありません。筒状花(=管状花)が集まってできています。
花の部分ではっきり分かる違いは、花を守る苞がコセンダングサはこんなに短いのですが、アメリカセンダングサはしっかり囲みこめるほど立派なのがついています。
この咲いている花全体の形は真横から見るとコセンダングサは真ん中にいくほど盛り上がっていますが、アメリカセンダングサはそれと比べたらほぼ平らです。
また、虫眼鏡で見ると筒の中から突き出ている「しべ」がコセンダングサは先っぽが黄色でその下が茶色ですが、アメリカセンダングサは先まで茶色です。
コセンダングサ
葉:どちらも葉には、鋸歯がありますが、コセンダングサの鋸歯は先がとがっていません。アメリカセンダングサの鋸歯は先がとがっています。
実:実も見たらすぐに違いが分かる部分です。コセンダングサの実には角が3本出ていますが、アメリカセンダングサは2本です。実の幅などもずいぶん違います。コセンダングサはスマート。アメリカセンダングサは幅広です。
茎:これまでの写真にも表れているように、茎の色がアメリカセンダングサは、はっきりと赤紫色ですが、コセンダングサはさほどでもありません。
なんといっても、このセンダングサの仲間たちは、実が衣服にくっつきやすい!!ぜひ、虫眼鏡でその仕組みをごらんになって、納得してください。
《独り言》
突然、大量の雨が降り、雷・・・・、昨日は、大変天候が荒れました。最近は、すぐに洪水のようになり、怖いですね。関西で下宿しているふたりの娘たちのことが心配になり、電話をかけるも、下の娘のスマートフォンが不調らしく連絡が取れず気をもみ続けて、とうとう、娘の友達のおうちにまで連絡させてもらったりという狼狽ぶり~~深夜0時ころに、開いていたPC画面から突然、その娘の声がしてきたのです!!!娘が帰宅した折に設定していた「スカイプ」とやらが初めて機能したということらしい。そうして、ようやく連絡が取れたのです。
これで、やっと、安心して眠れる「心配性」の親でした。