ゴキヅルの素敵な星のような花を紹介しました(9/24)。そして、その「ゴキヅル」の名前の由来になっているのが実の作りでした。合器=蓋がパカッと外れて、種がこぼれる仕組みになっているのです。
蓋がいよいよ外れるころになると、実の色が黄色っぽくなりますね。
蓋が外れたのを見つけました。もう、種も落ちています。ほんとに蓋つきのお椀のように、あの実の真ん中あたりに入っていたラインで、きれいに蓋が外れています。
ちょうど、蓋のとれたのも見つかりましたよ~。中からは、こんな種が出ていました。花の大きさの割には、大きな実です。アサガオの種くらいはあります。
細いつるをぐちゃぐちゃに絡ませ、はびこっていますが、花も実も個性的で魅力的です。特に、この果皮、何ともうまく割れ、種を落とす仕掛けになっています。
この湿地にまた来年もたくさんのゴキヅルが繁るでしょうね。