秋の野山には、様々な木の実がなります。今日の木の実は、見事な装いで美しい実を現します。
閉じていた赤紫の萼(がく)が開きます。そして、その萼の真ん中にはブルーの素敵な実が!!クサギです。
萼の働きが分かりますね。大切に命のバトンを守り抜けるようにとー。
そして、実が熟すころになると、その萼がこんなに反り返って実を剝き出しにしています。
素敵な白い花~そして、おしゃれな実。
花は、夏ごろから咲き続けていて、間もなく終わりそうです。
雄しべと雌しべがこーんなに長く突き出しています。この花には、チョウや蛾がやってきますが、この「しべ」なら、花粉を上手につけてもらえるから、結実も、うまくいくのでしょうね。
クサギは、特有の匂いを放つことからつけられた名前ですが、「くさい」と言われるほどひどい匂いではないように思います~人それぞれなんでしょうが~