こんな小さい花(花弁の長さ3㎜)、目につかないくらいですよ。しかし、これも、ブログの記事を日々、書き続けているおかげ。目ざとくチェックしていたから気が付きました。そして、日数はかかりましたが、図鑑で調べてやっと分かりました。


NCEG 自然・子ども・教育の会

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 同定するのに時間がかかったのは、図鑑に書かれているように、茎が四角だし、葉を透かして見ると、点々が見えるので、初めは、「コケオトギリ」だと思いましたが、さらに、詳しく調べてみたら、同じ仲間の「ヒメオトギリ」でした。違いは、雄しべの数です。図鑑にヒメオトギリとコケオトギリのそれぞれの雄しべの数が書かれていて、それが決め手になりました。


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 迷ったのは、この草を最初見た時は、上のような状態だったのです。


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 しかし、図鑑には、たくさん枝分かれをすると書かれています。だから、違うのかなあと迷いました。ただ、私の場合、毎日、ここに来るので、その後、こんなに分枝した状態になるのを確認できたのです。図鑑には、充分成長した時の特徴が書かれているのですね。

 

 私たちが図鑑を頼りに同定するのは、そんな条件のいい場合ばかりではありません。その日、初めて出会い、それが最後というケースだってあるわけですから。そのような場合は、迷宮入り~もやもや・・・・です。


 また、この花、午前中しか開いていません。午後見ると、花が午前中咲いていたという痕跡すら認めるのが難しいのです。午後見たら、????ますます困難でしょう。


 図鑑で生物種を正確に同定するというのは、なかなか、難しいことですね。


《臨時ニュース》

 私の住む所には、二つの池があると前にも書きましたが、その奥の方の大きい池に行ったら、ワシタカ類の鳥がいました。私が池に入って行ったので飛んで、頭上を旋回。下から見ると翼も腹も、白いです。そして、対岸の大きな枯れ木に留まりました。「しまった!双眼鏡を置いてきたorz」もう一度、山を出て畑まで戻りました。再挑戦ーまだ、同じところに留まってくれていました。頭も真っ白です。背中は褐色です。目のあたりは褐色の線になっていて、背中につながっています。ミサゴでしょう。海岸で見かけるミサゴがこんな池まで来るなんて!!池には、在来種を食い荒らしている沢山のブラックバスなどがいますから、どうぞ食べてくださいね。

 種類がはっきり分かるまで、ドキドキしました。(関連記事 本日の「なう」)


★本日より動物愛護週間