地方によって違いがあるように聞きましたが、私たちの地方で、「どんぐり」と言うと、まず、浮かぶのがこのクヌギの実です。


 丸っこくて、大きい実です。


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 まだまだ、小さいですね。これから大きくなっていきます。殻斗は、コナラ(9/1)は、つぶつぶ模様でしたが、クヌギは、もじゃもじゃです。


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 これは落ちていた殻斗。この中におさまるほどの大きさになりますよ~

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 葉は、縁に針のようなものがついています。


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 幹も、コナラとは違いますね。


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 カミキリムシなどによって幹に傷がついたところから、樹液が流れ出すと、昆虫たちの格好の餌場になります。カブトムシやクワガタを採る人は、このクヌギの木をめざして探します。


 シイタケのほだ木として昔から使われてきたという意味でも、里山にはなくてはならない樹木です。