いつも行く池のそばの笹藪につる植物がからんでいます。
葉の形に特徴があります。
花がこれまた、あまり見かけないオレンジ色。
その花が垂れ下がっています。
これは、カエデドコロです。葉の形をカエデに見立ててつけられた名前なのでしょう。
雄株と雌株とに分かれていて、この横に張ったロープのような茎から垂れ下がった状態でオレンジの花をつけているのが雌株。
雄株の方は、ぐしゃぐしゃ状態になるくらいたくさんの花をつけています。
私は、雄花か雌花かなどを確かめるのも、ルーペで観察して確かめています。花粉をつけた葯だけの花と柱頭がちゃんとついている花との区別ができます。また、何よりもその花の美しさを感じることができますから。
この笹の辺りで春から様々な生物を見つけ、ブログの記事にしてきましたが、身近なのに気づかないまま、過ごしてきていた生物がこんなにあるのかと、自分でも驚いています。