オリーブの枯れ枝の中に、こんなささくれだった部分がありました。
これは、セミの雌が産卵した跡なんです。
もう何年も前のことでした。庭の枯れ枝にセミが留まっていました。
少しずつ移動しながら・・・・・・セミは、飛ぶこともなく・・・・。
そしてその移動した後には、こうしたぎざぎざができていたのです。
産卵!これが、セミの産卵なんだと、初めて見た喜びと感動でした。
それから、よく気をつけていたら、こうした産卵跡はそう珍しいものでもないことが分かりました。庭の木々の剪定時には、必ずと言っていいほど、見つけることができます。
もっと、注意していれば、こうした場面に早く出会えていたのだろうと思いました。見ているつもりでも、見えていないものなんだと思いました。