6月例会(15日金曜)は13人の参加でした。この日、皆さんの都合がつきにくいというお返事が多く、心配していましたが、後から、次々と駆けつけて下さいました。結局、借りていた部屋がいっぱいになり、もっと、机を並べておけば良かったなあと後悔しました(笑)。


NCEG 自然・子ども・教育の会
 

 例会では、昨年度6年生のクラスを担任していたNさんの実践報告を元にみんなで話し合いをしました。

 Nさんの報告は、情熱あふれるものでした。子どもたちが本音をぶつけ合いながら、いいクラスにしていくために真剣になっている様子を伝えてくれるものでした。自分たちで自由に作っていい係活動に粘り強く取り組み、学級の文化を築いていけているかを互いに厳しく評価しあいながら、学級が成長していった姿を資料を添えて話して下さいました。


 その後、同じような係活動を行っている方から、なかなか思うようには取り組みが進まない状況なども出しあいながら、Nさんの取り組みがより詳しく紹介されていきました。

 また、自分の担任している学級や子どもの実態に照らすと同様の取り組みは、難しいというお話も出ました。

 みなさん、Nさんの情熱に負けないほど熱心に自分の今後の取り組みを考えていらっしゃいました。


 話し合いの中で、学級開きからいわゆる計画通りに学級作りが進むものではなく、学級目標を立てられるところまでの営みの中にすでに学級作りが始まっていること。そして、学級目標は、学級(子どもたち)の成長と共に変化していくもの・高められていくものであることなども話されていきました。

 学級目標というものは、たんなるスローガンではなく、普段のあらゆる場面で追求されていくものであることも学び合いました。

 


 提案して下さったNさんの情熱に圧倒されながら、それにも負けないほどの参加した皆さんの意欲にも感動しました。