私たちの地方では、柏餅を包むのに使われているつやのある葉ですね。サルトリイバラといいます。サンキライと言われることもあります。(カシワは、ブナ科の木です。そのカシワの葉で包むのが本当なのでしょうが、その代役をサルトリイバラがしています。)
今日、見たら、もう実がついていました。
花が咲いている時に、気づかなかったようです。緑~黄色っぽい花なんですが、見落としました。私たちは、花びらが目立ち、色も目立つと気がづくのに、そうでないと見落とすことが多いです。
実は二つ、葉の脇から出ています。
サルトリイバラは、ユリ科なんですね。そう知った時、びっくりしました。これが、あのユリと同じ仲間なのか!!!と。
秋には、この実が赤く色づきます。名前にイバラとあるように、とげのあるつる性で巻きひげをつかって他のものにからまりながら、茎を伸び広げていきます。落葉しますが、そこに赤い実がついていて、オブジェとして使ったりもします。