5/26(土曜)、お城での観察会を行いました。日程的な都合により、先週に続いての観察会なので、参加者はどうなるかなと思いましたが、先週同様、15人の参加者で半日、楽しく活動できました。
お城は、日陰や日向、石垣や空き地、大木にからまるつる性の植物など、条件の違うところに、それぞれ違った植物が棲み分けていて、全体としてとても豊富な種類を見ることができました。
巨木の下の日陰でカゴノキの名前の説明を聞いているところ
参加した人の中には、植物の特徴を野帳に丁寧にスケッチしながら観察をしている人が多かったです。
草遊びの紹介になると、実際に体得しておこうと、みんなは、夢中になって取り組んでいました。
一番人気は、カラムシやイノコズチなどの葉を使って、「パーンッ」という破裂音を出す遊びでした。初めは、うまくいかなかった人も、うまくいった人のコツを聞いてくり返しやっているうちに、うまく鳴って喜んでいました。たたいた手が真っ赤になっている人がたくさんいました。
他には、槙の葉の手裏剣作りを習ったり、カタバミの種がはじけ飛ぶのを体験してびっくりしたり、ジャノヒゲの青い実を使った遊び方も聞き、興味を膨らませていました。
気温もずいぶん上がりましたが、最後までみなさん、熱心に観察できていました。後の、休憩もたのしいひとときになりました。
次回の観察会は、まだ、日程は入っていませんが、それぞれの学校や校区で必要があれば、開催します。
夏の長期休業に入ったら、少し遠くに出かけてもいいかなと思っています。これは、6月例会や7月例会に集まったときに具体化していけたらと思っていますので、希望を持ち寄って下さい。
