太田小観察会での草遊び、大変、好評でしたので、以下に列記しておきます。(随時、写真を添付していきますね)
①ハナカタバミの相撲(葉を茎から採り、茎を折って中の糸状の筋だけ残します。糸状の筋に葉がぶら下がった状態にして、二人で絡み合わせて引っ張り合いっこして遊びます)
②タンポポの笛(花茎を採ります。花茎は空洞になっています。それを3㎝前後に切り取り、片方を軽くつぶします。つぶした方を口の中に入れ、唇で軽くくわえて、吹きます)
③オオバコのプラン~プラン~!(オオバコの葉を根元から切り取ります。オオバコの葉はその柄に強い筋があります。葉や柄の途中を注意深く引っ張ったり、しごいたりると、筋が出てきます。その筋が除いた状態で柄を持ってブラン~ブラン~ちょうちんちょうちん)
④オオバコの「こんにちは」(③同様に葉を採ります。丸い葉の付け根あたりを同様に注意深く引っ張ると筋が出てきますが、その筋を2本くらい引っ張ると、葉がお辞儀をします)
⑤オオバコの相撲(オオバコの花茎を採ります。それを二つに曲げて二人で組み合わせて引き合います)
⑤カタバミの種飛ばし(カタバミの実が熟した頃、種をつまむと種が勢いよくはじけ飛んできます)
⑥ナガミノヒナゲシのふたをカポッと取ったら、大量の種が・・・・・・・(実が熟した頃、実のふた=めしべの柱頭だった部分をめくると、パカッとふたが開きます。まるで茶壺のふたを取ったように。すると、中に大量の種が8つの部屋にびっしり入っているのが分かります。それを手のひらの上にさかさにすると、さらさらと細かい細かい種が大量に次から次と出てきます。)
草遊びをしながら、子どもたちが草に親しんでいきます。こうしたことがやがて自然・生物を慈しむ心へと発展していきます。
次の観察会でも、同じ植物が見つかれば、くり返しみんなで楽しみましょう。