野豌豆は大きい方にはカラス、小さい方にはスズメとつけていましたが、こちらは、小さいという意をヒメという言葉で表しています。


NCEG 自然・子ども・教育の会
 

 ヒメコバンソウです。花といっても、カラフルな色の花びらをもつ花ではありません。イネ科ですから、おしべとめしべがあるというだけの花です。それがいくつか集まって小さい穂を作っているのです。この集まった形が「小判」に似ているのでこんな名前がついています。


NCEG 自然・子ども・教育の会
ちょっと、小判形とはいいがたいかも・・・・・・


 この小さい小判が細い枝に垂れ下がっているので、かんざしにして女の子たちは、遊んでいました。


 ヒメコバンソウに対して、コバンソウがあります。こちらの方が小判の形により似ています。見つけたら、ここに写真を貼ります。