秋に実が熟す植物はたくさんの種類があります。栽培しているものもあれば、野山にもいろいろあります。初夏の今、こうした植物はどうなっているのでしょうか? 

 秋に実るものの一つににアケビがあります。アケビは、ついこの間、花が咲き終わりましたが、その花の後、どうなっているのだろう?そんなことを思いながら、アケビがたくさん生えている林の中に入っていきました。

 アケビは、つる性の木ですからどこにあるかはすぐに分かります。そのつるをたどってみると


NCEG 自然・子ども・教育の会

ありました!!!!ちいちゃいアケビ!!!!!


 色は葉と同じ色ですから、葉の中にある実は、よくよく見ないと分かりません。これが半年以上もかけて、あのずっしりとした実になっていくのですね。秋になれば、赤紫色の大きい実になるのですぐに見つけることができます。

 しかし、この時期のアケビも注意深く探したら、発見できます。とても、かわいいけど、ちゃんとアケビです。


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背の高いほかの木に巻き付いてつるを伸ばし、たくさんの葉に光を受けながら秋まで実を大きく育てていくのですね。