今、私の畑周辺に見られる綿毛です。綿毛と言えば「タンポポ」と決めてしまいがちですが、この綿毛をよく見たら、ちょっと違うことに気がつきます。この「あれえ?」と思ったときが大切です。
「タンポポだ~っ」で、すませないで腰を落ち着けて調べてみましょう。まず、綿毛になる前の花や葉を見てみましょう。
あれえっと思い、近くの花や葉を調べると
①は、タンポポです。カンサイタンポポでした。
②こちらは、タンポポではありません。花もこんなだし、葉もちがいます。こちらは、ジシバリです。
③この花はすでに終わっていて、見つかりませんでした。しかし、こんなに茎も長いし、根元から何本も綿毛をつける(花を咲かせる)茎を出しています。これも、タンポポではありません。こちらは、ブタナです。
こういうことを子どもと一緒にしていくと、子どもが何事に対しても追求していく姿勢を身につけていきます。科学するっていうことでしょうね。これで、綿毛=タンポポではなく、綿毛をつける植物がタンポポ以外にもあること。そして、それは、比較することで違いがはっきり分かるということも学びます。