NCEG 自然・子ども・教育の会  ①

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 今、私の畑周辺に見られる綿毛です。綿毛と言えば「タンポポ」と決めてしまいがちですが、この綿毛をよく見たら、ちょっと違うことに気がつきます。この「あれえ?」と思ったときが大切です。


「タンポポだ~っ」で、すませないで腰を落ち着けて調べてみましょう。まず、綿毛になる前の花や葉を見てみましょう。


あれえっと思い、近くの花や葉を調べると


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①は、タンポポです。カンサイタンポポでした。                            


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②こちらは、タンポポではありません。花もこんなだし、葉もちがいます。こちらは、ジシバリです。
 

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③この花はすでに終わっていて、見つかりませんでした。しかし、こんなに茎も長いし、根元から何本も綿毛をつける(花を咲かせる)茎を出しています。これも、タンポポではありません。こちらは、ブタナです。


こういうことを子どもと一緒にしていくと、子どもが何事に対しても追求していく姿勢を身につけていきます。科学するっていうことでしょうね。これで、綿毛=タンポポではなく、綿毛をつける植物がタンポポ以外にもあること。そして、それは、比較することで違いがはっきり分かるということも学びます。